職務経歴書の作成で「書き方がわからない」「これでいいのか不安」と悩んでいませんか?
この記事では、ダウンロードしてすぐ使える3種類のテンプレートと、提出前に必須の最終確認ができるチェックリストをご用意しました。
さらに、採用担当者に響く職務要約や自己PRの書き方を例文付きで徹底解説。
この記事を最後まで読めば、あなたの強みを最大限にアピールでき、書類選考を突破する職務経歴書が誰でもサクッと完成します。
今すぐ使える職務経歴書テンプレートをダウンロード

転職活動を成功させる第一歩は、あなたの強みや実績を的確に伝える職務経歴書を作成することです。
ここでは、どのような職種や経歴の方でも使いやすい、3つの主要な形式のテンプレートを用意しました。すべて無料でダウンロードでき、一般的な文書作成ソフトであるMicrosoft Word(ワード)やExcel(エクセル)で簡単に編集可能です。
ご自身の経歴や応募する企業に合わせて最適なフォーマットを選び、効率的に書類作成を進めましょう。
編年体形式テンプレート
編年体形式は、過去から現在へと時系列に沿って職務経歴を記述する、最もオーソドックスな形式です。キャリアの変遷が分かりやすく、採用担当者が経歴を把握しやすいのが特徴です。
【こんな方におすすめ】
- 社会人経験が比較的浅い方(第二新卒など)
- キャリアに一貫性があり、順調にステップアップしてきた方
- 同じ業種・職種での転職を希望している方
ファイル形式 | 特徴 | ダウンロード |
---|---|---|
Word (.docx) | 文章量の調整がしやすく、自己PRなどを自由に記述したい方向け。 | Word形式テンプレート |
Excel (.xlsx) | レイアウトが固定されており、表計算ソフトでの作成に慣れている方向け。 | Excel形式テンプレート |
逆編年体形式テンプレート
逆編年体形式は、現在の職務経歴から過去に遡って記述する形式です。直近の実績やスキルを最初にアピールできるため、即戦力であることを強調したい場合に効果的です。近年、多くの企業で評価されている形式でもあります。
【こんな方におすすめ】
- 直近の職務経歴や実績を最も強くアピールしたい方
- キャリアアップ転職を目指しており、現在のスキルを強調したい方
- 応募する求人で求められている経験が直近の業務内容と合致している方
ファイル形式 | 特徴 | ダウンロード |
---|---|---|
Word (.docx) | 最新の職歴を冒頭に配置し、アピールしたい内容を強調しやすい。 | Word形式テンプレート |
Excel (.xlsx) | 時系列が逆になるため、日付の管理などを正確に行いたい場合に便利。 | Excel形式テンプレート |
キャリア形式テンプレート
キャリア形式(職務分野別形式)は、時系列ではなく、経験した職務内容やスキル、プロジェクト単位で経歴をまとめる形式です。特定の専門性やスキルを効果的に見せたい場合に非常に有効です。
【こんな方におすすめ】
- エンジニアやデザイナーなど、専門性の高い技術職の方
- 転職回数が多かったり、経歴にブランクがあったりする方
- 未経験の業種・職種へ挑戦する際に、活かせるポータブルスキルをアピールしたい方
ファイル形式 | 特徴 | ダウンロード |
---|---|---|
Word (.docx) | スキルやプロジェクトごとにブロックを分け、自由に構成を組み立てられる。 | Word形式テンプレート |
Excel (.xlsx) | 保有スキルや実績を項目ごとに整理し、一覧性を高めたい場合に適している。 | Excel形式テンプレート |
どの形式を選べばいい?3つの形式を比較
自分に合った形式がわからない場合は、以下の比較表を参考にしてください。応募する職種やご自身の経歴の特性に合わせて、最もアピールしやすい形式を選びましょう。
形式 | メリット | デメリット | おすすめの人 |
---|---|---|---|
編年体形式 | 時系列で分かりやすく、成長過程を伝えやすい。最も一般的なため、多くの採用担当者が慣れている。 | 直近の実績が埋もれやすい。転職回数が多いと職歴が長くなる。 | 第二新卒、キャリアに一貫性がある方 |
逆編年体形式 | 直近のスキルや実績を最初にアピールでき、即戦力性を強調できる。 | キャリアの全体像や成長過程が伝わりにくい場合がある。 | キャリアアップを目指す方、即戦力採用に応募する方 |
キャリア形式 | 専門性やスキルを職務分野ごとにまとめて強調できる。転職回数やブランクが目立ちにくい。 | どのような環境でスキルを培ってきたのか、時系列が分かりにくい。作成の難易度がやや高い。 | 専門職・技術職、転職回数が多い方、異業種へ挑戦する方 |
職務経歴書の基本的な書き方と構成
職務経歴書は、これまでの業務経験や実績、スキルを具体的に伝え、採用担当者に「会ってみたい」と思わせるための重要な応募書類です。履歴書が応募者のプロフィールを簡潔にまとめたものであるのに対し、職務経歴書はあなたのビジネスパーソンとしての価値をアピールするプレゼンテーション資料といえます。
ここでは、書類選考を突破するために不可欠な、職務経歴書の基本的な構成要素とそれぞれの書き方について解説します。
職務要約
職務要約は、採用担当者が最初に目を通す、いわば職務経歴書の「顔」です。ここで興味を引くことができなければ、続きを読むことなく書類選考から外されてしまう可能性もあります。これまでのキャリアの概要と自身の強みを200〜300字程度で簡潔にまとめ、あなたがどのような経験を持ち、どう貢献できる人物なのかを瞬時に理解してもらえるように記述しましょう。
具体的には、以下の要素を盛り込むと効果的です。
- 経験業界・職種と経験年数
- 担当してきた業務内容の概要
- 実績や得意分野、専門スキル
- 応募企業でどのように貢献したいかという意欲
職務経歴
職務経歴は、職務経歴書の核となる部分です。在籍した企業ごとに、いつ、どこで、どのような業務に携わり、どんな成果を上げたのかを具体的に記載します。採用担当者はこの項目から、あなたの実務能力や即戦力性を判断します。業務内容は単に羅列するのではなく、応募先の企業が求める人物像を意識し、関連性の高い経験を重点的に記述することが重要です。
一般的に、以下の項目を記載します。
項目 | 記載内容のポイント |
---|---|
在籍期間 | 株式会社〇〇(20〇〇年4月~20〇〇年3月)のように、入社から退社までの年月を正確に記載します。 |
会社概要 | 会社名(正式名称)、事業内容、資本金、従業員数などを簡潔に記載します。特に、企業の規模感や業界での立ち位置が伝わるように書くと親切です。 |
所属部署・役職 | 在籍期間中に所属した部署名と役職を記載します。異動や昇進があった場合は、その年月も明記するとキャリアの変遷が分かりやすくなります。 |
職務内容 | 担当した業務内容を具体的に記述します。「営業」とだけ書くのではなく、「誰に」「何を」「どのように」提供していたのかが分かるように詳しく説明しましょう。箇条書きを用いると、読みやすく整理できます。 |
実績 | 業務を通じて達成した成果を、具体的な数値を用いて示します。「売上〇%向上」「コスト〇〇円削減」「新規顧客〇〇社獲得」など、客観的な事実でアピールすることで、あなたの貢献度が明確に伝わります。 |
なお、職務経歴の書き方には、時系列に沿って記述する「編年体形式」、直近の経歴から遡って記述する「逆編年体形式」、職種やプロジェクトごとにまとめて記述する「キャリア形式」の3種類があります。自身の経歴や応募する職種に合わせて最適な形式を選びましょう。
活かせる経験・スキル
この項目では、職務経歴で示した経験の中から、特応募先企業で活かせる専門的な知識やスキルをまとめてアピールします。求人情報に記載されている「求めるスキル」や「歓迎スキル」をよく確認し、合致するものを中心に記載することで、採用担当者に「自社で活躍してくれる人材だ」という印象を与えることができます。
スキルは以下のようにカテゴリ分けして記載すると、分かりやすく整理できます。
- PCスキル:Word、Excel、PowerPointなどのOfficeソフトや、専門的なソフトウェア(Adobe Photoshop、Salesforceなど)について、どの程度のレベルで使えるかを具体的に記載します。(例:ExcelはVLOOKUP関数、ピボットテーブルを用いたデータ集計・分析が可能)
- 語学力:TOEICやTOEFLのスコア、海外での業務経験などを記載します。ビジネスレベルでの会話、メール対応、資料作成が可能など、実務での使用レベルを明記すると評価されやすくなります。
- 保有資格・免許:応募職種に関連する資格や免許を、正式名称と取得年月とともに記載します。(例:日商簿記検定試験2級 取得(20〇〇年〇月))
- マネジメント経験:管理職やリーダーの経験がある場合は、部下の人数やプロジェクトの規模、チームとして達成した実績などを具体的に記述します。
自己PR
自己PRは、職務経歴だけでは伝えきれないあなたの強みや仕事に対する姿勢、入社意欲をアピールするための項目です。履歴書の自己PR欄よりもスペースが広いため、具体的なエピソードを交えながら、より深く自分を売り込むことができます。
説得力のある自己PRを作成するには、以下の構成を意識すると効果的です。
- 強み(結論):まず、自身の最もアピールしたい強みを簡潔に述べます。「私の強みは〇〇です」と結論から始めることで、採用担当者の注意を引きつけます。
- 具体的なエピソード(根拠):その強みが、これまでの業務でどのように発揮されたのかを具体的なエピソードを交えて説明します。どのような課題に対し、どう考え、行動し、結果としてどのような成果に繋がったのかをストーリー立てて語ることで、内容に深みと信頼性が生まれます。
- 入社後の貢献(展望):最後に、その強みを活かして応募先企業でどのように貢献していきたいかを述べます。企業の事業内容や理念を理解した上で、自分のスキルがどう役立つのかを具体的に示すことで、高い入社意欲を伝えることができます。
単なる長所の羅列で終わらせず、一貫したストーリーで「自分を採用するメリット」を伝えることが、自己PR成功の鍵となります。
【例文あり】項目別 職務経歴書作成のポイント

職務経歴書は、あなたのキャリアを伝えるための重要なプレゼンテーション資料です。採用担当者は毎日多くの書類に目を通しているため、簡潔で分かりやすく、かつ魅力的な内容でなければなりません。
ここでは、職務経歴書の主要な項目ごとに、採用担当者の心をつかむ作成のポイントを具体的な例文とともに解説します。
採用担当者の目を引く職務要約の作り方
職務要約は、採用担当者が最初に目を通す、いわば「職務経歴書の顔」です。ここで興味を持ってもらえなければ、続きを読むことなく書類選考で落とされてしまう可能性もあります。200~300字程度で、これまでのキャリア、強み、そして入社後の貢献意欲を簡潔にまとめましょう。
職務要約に盛り込むべき3つの要素は以下の通りです。
- キャリアの概要:どのような業界・職種で、何年程度の経験があるのかを記述します。
- スキル・実績:最もアピールしたいスキルや、数字で示せる具体的な実績を端的に伝えます。
- 入社後の貢献意欲:自身の経験やスキルを、応募先企業でどのように活かしていきたいかを述べます。
例文1:営業職(経験者)
株式会社△△にて、法人向けITソリューションの営業として5年間従事してまいりました。主に中小企業のお客様を担当し、新規開拓および既存顧客への深耕営業を通じて、顧客の課題解決に貢献。特に、クラウドサービスの導入提案を得意とし、2023年度には個人売上目標150%を達成し、社内の年間MVPを受賞いたしました。これまでの課題発見力と提案力を活かし、貴社のさらなる事業拡大に貢献できるものと考えております。
例文2:事務職(未経験者)
飲食店で店長として3年間、接客および売上管理、スタッフのシフト管理などに従事してまいりました。日々の業務で培ったPCスキル(Wordでの資料作成、Excelでの売上データ集計・分析)と、円滑な店舗運営を支えてきたコミュニケーション能力、正確かつ迅速な事務処理能力には自信があります。未経験ではございますが、持ち前の丁寧さと学習意欲を活かし、一日も早く貴社の事務職として貢献したいと考えております。
例文3:ITエンジニア(経験者)
Web制作会社にてWebアプリケーションエンジニアとして3年間、主にECサイトの開発・運用に携わってまいりました。PHP(Laravel)を用いたサーバーサイド開発をメインに、要件定義から設計、実装、テストまで一貫して担当。チームリーダーとして2名の後輩指導も経験しました。今後は、より大規模なサービスの開発に挑戦したいと考えており、貴社の○○事業で培ってきた技術力とチーム開発の経験を活かして貢献いたします。
実績が伝わる職務経歴の書き方
職務経歴は、あなたの業務経験と実績を具体的に示す項目です。単に業務内容を羅列するのではなく、「どのような課題に対し、どう考え、どう行動し、どのような結果を出したか」を明確にすることが重要です。特に、実績は可能な限り数字を用いて定量的に示しましょう。
実績を記述する際は、以下のフレームワークを意識すると、より伝わりやすくなります。
- STARメソッド:Situation(状況)、Task(課題・目標)、Action(行動)、Result(結果)の頭文字を取ったもので、実績をストーリーとして具体的に説明する手法です。
- 5W1H:When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)を意識することで、業務内容が具体的に伝わります。
例文1:企画・マーケティング職
項目 | 内容 |
---|---|
所属部署 | マーケティング部 プロモーションチーム |
業務内容 |
|
実績 |
■SNSを活用した20代向け新規顧客獲得プロジェクト(2023年4月~9月) 若年層の認知度低下という課題に対し、Instagramを中心としたプロモーションを企画・実行。20代に人気のインフルエンサー5名を起用し、ライブ配信やタイアップ投稿を実施した結果、プロジェクト期間中の公式アカウントのフォロワー数が3万人増加(前年同期比200%増)。ECサイトへの流入数も150%増加し、当該期間の売上目標120%達成に貢献しました。 |
例文2:販売・サービス職
項目 | 内容 |
---|---|
役職 | アパレルショップ 店長 |
業務内容 |
|
実績 |
■顧客単価向上施策の実施による売上拡大 店長就任時、店舗の課題であった客単価の低さを改善するため、スタッフへのヒアリングを実施。接客時の課題を洗い出し、コーディネート提案のロールプレイング研修を週1回導入しました。また、顧客情報に基づいたDM送付を徹底した結果、3ヶ月で平均客単価が15%向上。2023年下期には、店舗売上目標を6ヶ月連続で達成しました。 |
スキルを効果的にアピールする方法
活かせる経験・スキル欄では、PCスキル、語学、専門スキル、資格などをまとめて記載します。応募先の企業が求めるスキルと、自身のスキルが合致していることを示す重要な項目です。単にスキル名を羅列するのではなく、「どのレベルで使いこなせるのか」が分かるように具体的に記述しましょう。
例えば、PCスキルであれば「Excel」と書くだけでなく、「VLOOKUP関数やピボットテーブルを用いたデータ集計・分析が可能」のように、具体的な機能や用途を追記すると、採用担当者はあなたのスキルレベルを正確に把握できます。
スキルの種類 | 悪い例 | 良い例 |
---|---|---|
PCスキル | Word, Excel, PowerPoint |
|
語学 | 英語(日常会話レベル) |
|
Web制作 | HTML, CSS, JavaScript |
|
熱意が伝わる自己PRの例文
自己PRは、職務経歴で示した「事実」に基づき、自身の強みや仕事に対する姿勢、入社意欲をアピールする項目です。職務要約や職務経歴と内容が重複しても構いませんが、ここでは具体的なエピソードを交えながら、あなたという人物の魅力を伝えることを意識しましょう。
効果的な自己PRを作成するための構成は以下の通りです。
- 結論(自分の強み):冒頭で「私の強みは〇〇です」と明確に提示します。
- 具体例(エピソード):その強みが発揮された具体的な業務経験やエピソードを記述し、説得力を持たせます。
- 入社後の貢献:その強みを活かして、応募先企業でどのように貢献できるかを具体的に述べ、熱意を伝えます。
例文1:第二新卒・若手向け(強み:主体性)
私の強みは、課題解決に向けて主体的に行動できる点です。現職の営業事務では、見積書作成に時間がかかり、営業担当者の負担となっていることが課題でした。そこで、過去の見積書データを分析し、頻出する項目をまとめたテンプレートを作成することを上司に提案。Excelのマクロを独学で習得し、入力を自動化する仕組みを構築しました。結果として、1件あたりの作成時間を平均15分から5分に短縮でき、チーム全体の業務効率化に貢献しました。貴社においても、常に改善意識を持ち、主体的に業務に取り組むことで、組織の生産性向上に貢献したいと考えております。
例文2:マネジメント経験者向け(強み:リーダーシップ)
チームの目標達成に向けてメンバーを牽引するリーダーシップが私の強みです。前職でWebメディアの編集長を務めていた際、PV数の伸び悩みという課題に直面しました。私はメンバー一人ひとりと面談を行い、それぞれの得意分野やキャリアプランをヒアリング。その上で、個々の強みが活かせるような担当領域の見直しと、明確な数値目標(KPI)の設定を行いました。また、週1回の定例会で成功事例やノウハウを共有する場を設けることで、チーム全体のスキルアップとモチベーション向上を図りました。結果、半年でチーム全体の担当記事の月間PV数を平均180%向上させることに成功しました。貴社でも、これまでのマネジメント経験を活かし、チームのパフォーマンスを最大化することで事業の成長に貢献いたします。
例文3:未経験職種への挑戦(強み:課題発見・解決力)
私の強みは、現状を分析し課題を発見・解決する力です。現職の販売職では、店舗の在庫管理が紙媒体で行われており、在庫差異や発注ミスが頻発していました。私はこの状況を改善するため、簡易的な在庫管理システムの導入を店長に提案しました。独学でスプレッドシートの関数やGAS(Google Apps Script)を学び、リアルタイムで在庫状況を共有できるシステムを構築。導入後は在庫差異が90%減少し、発注業務の効率化にも繋がりました。この経験から、課題解決のためにIT技術を活用することに強い関心を持ち、ITエンジニアを志望いたしました。未経験の分野ではございますが、この課題発見・解決力を活かし、ユーザーの課題を解決するサービス開発に貢献したいと考えております。
提出前に必須!職務経歴書の最終確認チェックリスト

職務経歴書が完成したら、最後に見直しをすることが非常に重要です。どんなに素晴らしい経歴や実績があっても、小さなミスが原因で採用担当者にマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。
ここでは、提出前に必ず確認すべき項目を「基本チェックリスト」と「アピール力を高めるチェックリスト」の2つに分けてご紹介します。印刷したり、PDF化したりする前に、一つひとつ丁寧に確認しましょう。
誤字脱字や形式の基本チェックリスト
まずは、書類としての体裁や正確性を担保するための基本的な項目です。ケアレスミスは「仕事でも注意力が不足しているのでは?」という印象を与えかねません。ツールも活用しながら、客観的な視点でチェックしてください。
カテゴリ | チェック項目 | 確認のポイント |
---|---|---|
誤字・脱字 | 誤字や脱字はないか | 声に出して読んでみると、間違いに気づきやすくなります。Wordなどの校正機能の利用も有効です。 |
表記の統一 | 文体(です・ます調/だ・である調)は統一されているか | 職務経歴書では「です・ます調」が一般的ですが、どちらかに統一されていれば問題ありません。 |
西暦・和暦の表記は統一されているか | 学歴・職歴・資格取得日など、すべての年代表記をどちらかに統一します。履歴書とも揃えましょう。 | |
企業名や製品・サービス名は正式名称で記載しているか | 「(株)」などの略称は使わず、「株式会社」と正式に記載します。応募企業名の間違いは絶対に避けましょう。 | |
フォーマット | フォントの種類やサイズは統一されているか | 基本は明朝体、サイズは10.5~12ptが見やすいです。見出しのみゴシック体にするなど、ルールを統一しましょう。 |
全体のレイアウトは整っているか | 文字の開始位置(インデント)が揃っているか、余白は適切かなど、全体のバランスを確認します。 | |
適切なボリューム(A4用紙2~3枚)に収まっているか | 長すぎると読んでもらえない可能性があります。冗長な表現を削り、要点を簡潔にまとめましょう。 | |
基本情報 | 氏名、連絡先(電話番号、メールアドレス)に間違いはないか | 連絡先に誤りがあると、企業からの大切な連絡を受け取れなくなってしまいます。 |
日付 | 提出日(または作成日)は正しいか | 郵送の場合は投函日、メールの場合は送信日、持参の場合は持参日を記載するのが一般的です。 |
アピール力を高める内容のチェックリスト
基本チェックを終えたら、次に応募企業へのアピールが十分にできているかという視点で見直します。採用担当者は「自社で活躍してくれる人材か」を見ています。その期待に応える内容になっているか、以下のリストで確認しましょう。
カテゴリ | チェック項目 | 確認のポイント |
---|---|---|
全体・一貫性 | 応募する職種や企業に合わせた内容になっているか | 使い回しの文章ではなく、企業の求める人物像やスキルを理解した上で、自身の経験を関連付けているか確認します。 |
職務要約 | キャリアの概要と強みが3~5行で簡潔にまとまっているか | 採用担当者が最初に読む部分です。最も伝えたい実績やスキルを冒頭に持ってきているか見直しましょう。 |
読み手の興味を引くキーワードが含まれているか | 募集要項にあるキーワード(例:プロジェクトマネジメント、新規事業開発、MAツール運用など)を盛り込みましょう。 | |
職務経歴 | 実績は具体的な数値を用いて示せているか | 「売上を向上させた」ではなく「〇〇の施策により、売上を前年比120%に向上させた」のように、数字で具体的に示します。 |
担当業務の羅列になっていないか | どのような役割で、何を考え、どう行動し、どのような成果を出したかという「ストーリー」が伝わるように記述します。 | |
活かせる経験・スキル | 応募職種で求められるスキルが明記されているか | PCスキル(Word, Excel, PowerPointなど)は、どのレベルで使えるか(例:関数、ピボットテーブル)まで記載すると親切です。 |
専門用語を多用しすぎていないか | 異業界・異職種へ応募する場合、誰が読んでも理解できる平易な言葉で説明できているか確認します。 | |
自己PR | 職務経歴で述べた実績の裏付けとなる強みが書かれているか | 経験から得た学びや強みを具体的に示し、それが入社後どのように活かせるかを明確に伝えます。 |
入社への熱意や貢献意欲が伝わるか | 企業の事業内容やビジョンへの共感を示し、「なぜこの会社で働きたいのか」という理由を自分の言葉で語れているか確認します。 |
まとめ
本記事では、すぐに使える職務経歴書のテンプレートから、採用担当者に響く書き方のコツ、提出前の最終確認チェックリストまでを網羅的に解説しました。
職務経歴書は、あなたのキャリアと強みを伝えるための重要なプレゼン資料です。
今回ご紹介したポイントとチェックリストを活用し、実績やスキルを具体的に記述することで、書類選考の通過率は格段に上がります。
ぜひ、自信の持てる一枚を完成させ、希望の企業への転職を成功させてください。
