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【保存版】手間ゼロでPDF完成!無料の職務経歴書変換ツール5選

スマートフォンを操作する女性の手元
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WordやExcelで作成した職務経歴書、提出前にPDFへ変換していますか?
PDF化は、どの環境でもレイアウトが崩れず、改ざんも防げるため、採用担当者への配慮として必須のマナーです。
この記事では、無料で簡単に使えるおすすめのPDF変換ツール5選を厳選して紹介します。
オンラインツールからPC標準機能まで、あなたの状況に合った方法がすぐに見つかり、安心して応募書類を提出できるようになります。

目次

なぜ必要?職務経歴書をPDFに変換する3つの理由

PDFの文字

WordやExcelで作成した職務経歴書を、そのまま応募先企業に送っていませんか?実は、応募書類をPDF形式に変換して提出することは、現在の転職活動において必須のビジネスマナーとされています。なぜなら、PDF化には採用担当者とあなた双方にとって多くのメリットがあるからです。
ここでは、職務経歴書をPDFに変換すべき3つの重要な理由を詳しく解説します。

理由1:どの環境でもレイアウトが崩れない

PDF化する最大のメリットは、作成した書類の見た目をそのまま相手に届けられる点です。WordやExcelで作成したファイルは、閲覧する人の環境によってレイアウトが崩れてしまう危険性があります。

例えば、以下のようなケースが考えられます。

  • OSやソフトウェアのバージョンの違い: あなたがWindowsの最新版Wordで作成した書類を、採用担当者がMacや古いバージョンのWordで開いた場合、行間や文字間隔がズレて読みにくくなることがあります。
  • インストールされているフォントの違い: あなたがこだわって選んだフォントが、相手のパソコンにインストールされていない場合、自動的に別のフォントに置き換えられ、全体の印象が大きく変わってしまう「文字化け」のような状態になる可能性があります。
  • 印刷設定の違い: Excelで作成した職務経歴書は、印刷範囲の設定が異なると、1枚に収めたつもりが複数ページにまたがって印刷されてしまうことも少なくありません。

PDFは「電子上の紙」とも言えるファイル形式で、作成したときのレイアウト情報がそのまま保存されます。そのため、相手がどのようなパソコン、スマートフォン、タブレットで閲覧しても、あなたの意図した通りの美しいレイアウトで表示され、アピールしたい内容を正確に伝えることができます。

比較項目Word/ExcelファイルPDFファイル
レイアウトの再現性低い(閲覧環境に依存)高い(どの環境でもほぼ同じ)
文字化けのリスクありほぼなし
デバイス依存性高い低い

理由2:第三者による編集や改ざんを防ぐ

職務経歴書は、あなたの氏名、住所、学歴、職歴といった重要な個人情報が記載された機密性の高い書類です。WordやExcelのファイルは誰でも簡単に内容を編集できてしまうため、そのまま提出すると意図しない変更や改ざんのリスクが伴います。

例えば、誤操作によって内容の一部が消えてしまったり、悪意のある第三者によって経歴が書き換えられたりする可能性もゼロではありません。PDFファイルは原則として編集が困難な形式のため、内容の偶発的な変更や悪意のある改ざんを防ぐことができます。これにより、応募書類の「原本性」が担保され、採用担当者も安心して選考を進めることが可能になります。セキュリティの観点からも、PDF化はあなたの個人情報を守るための重要なステップなのです。

理由3:採用担当者が管理しやすい

日々多くの応募書類を受け取る採用担当者の視点に立つことも大切です。PDFで提出することは、採用担当者の業務負担を軽減する「配慮」にも繋がります。

PDFファイルには、採用担当者にとって以下のようなメリットがあります。

  • 閲覧がスムーズ: PDFは専用ソフトがなくても、ほとんどのパソコンやスマートフォンのブラウザで直接開くことができます。WordやExcelのように特定のアプリケーションを起動する手間がかかりません。
  • 管理が容易: 応募者から届く書類のファイル形式が統一されていると、フォルダでの整理や応募者管理システムへの登録がスムーズに行えます。
  • 印刷しやすい: レイアウトが固定されているため、印刷時に意図しない改ページなどが起こらず、受け取った状態のまま綺麗に出力できます。面接時に手元で確認する際も便利です。

このように、PDFで提出するという一手間が、採用担当者に「相手の立場を考えられる、配慮のできる人材だ」というポジティブな印象を与える可能性があります。たった一つのファイル形式が、あなたの評価を左右することもあるのです。

【オンライン】インストール不要の職務経歴書PDF変換ツール3選

ここでは、ソフトウェアのインストールが不要で、ブラウザ上ですぐに使えるオンラインのPDF変換ツールを3つ厳選してご紹介します。WordやExcelで作成した職務経歴書のファイルをアップロードするだけで、誰でも簡単にPDF化できるのが魅力です。PCの空き容量を気にすることなく、手軽に利用したい方におすすめです。

iLovePDF シンプル操作で初心者にもおすすめ

iLovePDFは、その名の通りPDFに関するあらゆる作業を簡単に行えるオンラインツールです。直感的で分かりやすいインターフェースが特徴で、PC操作に不慣れな方でも迷うことなく職務経歴書をPDFに変換できます。WordやExcel、PowerPointなど、主要なファイル形式に幅広く対応している点も安心です。

使い方の手順

  1. 公式サイトにアクセスし、「Word PDF 変換」や「Excel PDF 変換」など、元ファイルの形式に合ったツールを選択します。
  2. 「ファイルを選択」ボタンをクリックするか、作成した職務経歴書ファイルを画面中央にドラッグ&ドロップします。
  3. 右下の「PDFに変換」ボタンをクリックすると、自動的に変換処理が始まります。
  4. 処理が完了したら「PDFをダウンロード」ボタンをクリックし、PCに保存して完了です。

メリット・デメリット

項目内容
メリットとにかく操作がシンプルで分かりやすい。対応しているファイル形式が豊富で、変換スピードも速い。
デメリット無料版では、一度に処理できるファイルサイズや1日の利用回数に制限がある場合があります。

Smallpdf 高機能でセキュリティも安心

Smallpdfは、PDF変換だけでなく、ファイルの圧縮、結合、分割、編集など20種類以上の豊富な機能を備えた高機能ツールです。全ての通信がTLS暗号化によって保護されており、アップロードしたファイルは1時間後にサーバーから自動削除されるため、個人情報を含む職務経歴書でも安心して利用できます。Google DriveやDropboxといったクラウドストレージとの連携もスムーズです。

使い方の手順

  1. 公式サイトにアクセスし、利用したいツール(例:「WordをPDFに変換」)を選択します。
  2. 「ファイルを選択」をクリックするか、ファイルをボックス内にドラッグ&ドロップします。デバイスの他、クラウドストレージからも直接ファイルを選択できます。
  3. ファイルがアップロードされると、自動的に変換が開始されます。
  4. 変換が完了したら、ダウンロードボタンを押してPDFファイルを保存します。

メリット・デメリット

項目内容
メリットPDFに関する機能が非常に多く、変換以外の作業も可能。TLS暗号化による高いセキュリティを確保している。
デメリット無料プランでは1日に利用できるツール数に制限が設けられています。

PDF24 Tools 完全無料で広告なしの多機能ツール

PDF24 Toolsは、全ての機能を完全無料で、かつ利用回数の制限なく使える非常に便利なオンラインツールです。サイト内に広告が表示されないため、作業に集中できるのも嬉しいポイント。ドイツの企業によって開発・運営されており、EUの厳格なデータ保護規則(GDPR)に準拠しているため、セキュリティ面での信頼性も高いと言えます。PDF変換はもちろん、電子署名やページの並べ替えなど、ビジネスシーンで役立つ機能が揃っています。

使い方の手順

  1. PDF24 Toolsの公式サイトを開き、「PDF変換ツール」を選択します。
  2. 「ファイルを選択する」をクリックするか、点線で囲まれたエリアに職務経歴書ファイルをドロップします。
  3. ファイルがアップロードされると自動で変換が実行されます。
  4. 変換完了後、「ダウンロード」ボタンをクリックしてファイルを保存します。

メリット・デメリット

項目内容
メリット全ての機能が完全無料・回数無制限で利用可能。広告表示がなく、GDPR準拠でセキュリティも安心。
デメリット他のツールと比較すると、インターフェースがややシンプルで機能的なデザインになっています。

【PC標準機能】ソフト不要で職務経歴書をPDF化する方法2選

パソコンを使う手元 ビジネス素材

オンラインツールを利用する以外にも、お使いのパソコンに標準で搭載されている機能を使って、作成した職務経歴書をPDFファイルに変換できます。特別なソフトウェアをインストールする必要がなく、オフライン環境でも作業できるため、非常に手軽で便利な方法です。
ここでは、WindowsとMac、それぞれのOSでの具体的な手順を解説します。

Microsoft Print to PDF Windowsの標準機能

Windows 10およびWindows 11には、「Microsoft Print to PDF」という仮想プリンター機能が標準で搭載されています。これは、紙に印刷する代わりに、ファイルの内容をそのままPDFとして保存する機能です。WordやExcelなど、印刷メニューがあるアプリケーションであれば、ほとんどのソフトで利用できます。

変換手順

ここでは、Microsoft Wordで作成した職務経歴書をPDF化する手順を例に説明します。

  1. Wordで作成した職務経歴書のファイルを開きます。
  2. 画面左上の「ファイル」タブをクリックし、メニューから「印刷」を選択します。
  3. 「プリンター」の項目をクリックすると、利用可能なプリンターの一覧が表示されます。その中から「Microsoft Print to PDF」を選択してください。
  4. 設定を確認し、画面上部の「印刷」ボタンをクリックします。
  5. 「印刷結果を名前を付けて保存」というダイアログボックスが表示されます。保存したい場所を選び、ファイル名を入力して「保存」ボタンをクリックします。これでPDFへの変換は完了です。

この方法は、WordだけでなくExcelやPowerPoint、メモ帳など、さまざまなアプリケーションで共通して利用できるため、覚えておくと非常に役立ちます。

メリットと注意点

項目内容
メリット
  • ソフトウェアの追加インストールが一切不要
  • インターネット接続がないオフライン環境でも利用可能
  • 印刷画面から操作するため、直感的で分かりやすい
  • WordやExcel以外にも、印刷機能を持つ多くのアプリに対応
注意点
  • PDFの圧縮率や画質の詳細な設定はできない
  • パスワード設定や編集制限などのセキュリティ機能はない

書き出し機能 Macに標準搭載

Mac(macOS)にも、標準でファイルをPDFとして保存する機能が備わっています。こちらも追加のソフトは不要です。主に「書き出し機能」を使う方法と、「プリント機能」を使う方法の2種類があります。どちらも簡単な操作でPDFを作成できます。

変換手順1:書き出し機能を利用する方法

Apple純正のアプリケーションであるPagesやNumbers、Keynoteなどでは、ファイルを直接PDF形式で書き出す(エクスポートする)機能が用意されています。

  1. Pagesなどで作成した職務経歴書のファイルを開きます。
  2. 画面上部のメニューバーから「ファイル」→「書き出す」→「PDF…」の順に選択します。
  3. 書き出し設定のウィンドウが表示されます。イメージの品質(画質)を選択できます。通常は「最高」のままで問題ありません。必要に応じてパスワードを設定することも可能です。
  4. 「次へ…」ボタンをクリックし、ファイル名と保存場所を指定して「書き出す」をクリックすれば完了です。

変換手順2:プリント機能を利用する方法

この方法は、PagesやNumbersだけでなく、Webブラウザやテキストエディットなど、Macのほぼ全てのアプリケーションで利用できる汎用性の高いやり方です。

  1. PDFにしたいファイルを開き、メニューバーの「ファイル」から「プリント…」を選択します。(ショートカットキー「command + P」でも可)
  2. プリント設定のダイアログボックスが表示されます。左下にある「PDF」と書かれたプルダウンメニューをクリックします。
  3. 表示されたメニューから「PDFとして保存」を選択します。
  4. 保存用のダイアログが表示されるので、ファイル名やタイトル、作成者などの情報を入力し、保存場所を選択して「保存」ボタンをクリックします。

Macユーザーの方は、この2つの方法を覚えておけば、あらゆる書類を簡単にPDF化できます。

メリットと注意点

項目内容
メリット
  • OS標準の機能なので動作が安定しており、安心して使える
  • 操作がシンプルで直感的
  • 画質の選択やパスワード設定など、基本的なオプションが利用可能
  • ほぼ全てのアプリケーションからPDFを作成できる
注意点
  • 当然ながらMacユーザー限定の方法
  • より高度な編集(ページの結合や分割など)は別途プレビューアプリなどで行う必要がある

職務経歴書をPDF変換する際の注意点とマナー

見逃せない注意のサイン

WordやExcelで作成した職務経歴書をPDFに変換したら、それで終わりではありません。応募書類として企業に提出する前に、採用担当者の視点に立った最終確認が必要です。
ここでは、あなたの評価を下げないために知っておくべき、PDF変換後の注意点とビジネスマナーを3つのポイントに分けて詳しく解説します。

ファイル名は「氏名_職務経歴書_日付」が基本

採用担当者は、毎日数多くの応募書類に目を通します。無数のファイルの中からあなたの書類を管理しやすくするためにも、ファイル名は「誰の・何の・いつの書類か」が一目でわかるように設定するのが鉄則です。特に指定がない場合は、以下の形式を参考にしましょう。

要素記載例ポイント
氏名山田太郎フルネームを記載します。姓と名の間はスペースを入れず、詰めるのが一般的です。
書類名職務経歴書「職務経歴書」と明記します。履歴書も同時に提出する場合は、それぞれ別のファイルで作成します。
日付20231026提出日を西暦で8桁(YYYYMMDD)で記載します。いつ作成・提出された書類か明確になります。

これらの要素をアンダースコア(_)でつなぎ、拡張子の前に配置します。

良いファイル名の例:

  • 山田太郎_職務経歴書_20231026.pdf
  • 山田太郎_履歴書_20231026.pdf (履歴書の場合)

避けるべきファイル名の例:

  • 職務経歴書.pdf (誰の書類か不明)
  • syokumu.pdf (ファイル名がローマ字で分かりにくい)
  • 職務経歴書(山田)完成版.pdf (不要な情報が入っており、管理しにくい)

採用担当者がファイルをダウンロードした際に、名前を変更する手間をかけさせない配慮が、あなたの評価につながります。

変換後に必ず最終チェックを行う

PDF変換ツールは非常に便利ですが、まれに意図しないエラーが発生することがあります。特に、元のファイルで図や表、特殊なフォントを使用している場合は注意が必要です。「変換したから大丈夫」と過信せず、提出前に必ずPDFファイルそのものを開いて隅々まで確認しましょう。

レイアウトの崩れや文字化けはないか

PDF変換の過程で、元のレイアウトが崩れてしまうことがあります。以下の項目は特に注意して確認してください。

  • 表の罫線がずれたり、消えたりしていないか
  • 文章の改行位置が不自然になっていないか
  • 文字同士が重なっていたり、詰まったりしていないか
  • 特定の文字が「■」や「?」のような記号に置き換わっていないか(文字化け)
  • 顔写真や挿入した画像が正しい位置に表示されているか

これらの問題は、異なるOSやソフトウェアバージョンで見ると発生しやすいため、変換後のPDFファイルで確認することが不可欠です。

すべてのページが正しく変換されているか

職務経歴書が複数ページにわたる場合、最後のページまで完全に変換されているかを確認します。ページの抜け落ちや、意図しない白紙ページの追加がないか、ページ番号を追いながらチェックしましょう。

ファイルサイズは適切か

応募先の企業によっては、メールの添付ファイルや応募フォームでアップロードできるファイルサイズに上限(例:2MB〜3MB程度)を設けている場合があります。ファイルサイズが大きすぎると、そもそも受信されなかったり、採用担当者に迷惑をかけたりする可能性があります。変換後のPDFファイルのプロパティを確認し、容量が大きすぎる場合は、画像の解像度を調整するなどしてサイズを圧縮しましょう。

パスワード設定は企業の指示がある場合のみ

個人情報が含まれる職務経歴書に、セキュリティ対策としてパスワードを設定したくなるかもしれません。しかし、応募先の企業から明確な指示がない限り、パスワードは設定しないのがビジネスマナーです。

パスワードを設定すると、採用担当者はファイルを開くたびにパスワードを入力する手間が発生します。また、パスワードを別途通知する必要があり、採用担当者とあなたの双方にとってやり取りの負担が増えてしまいます。最悪の場合、「ファイルが開けない」「手間のかかる応募者だ」といったマイナスの印象を与えかねません。

パスワード設定を求められた場合の正しい対応

もし、応募先の企業から「セキュリティのためPDFにパスワードを設定してください」という指示があった場合は、その指示に従います。その際は、以下の手順でパスワードを通知するのが一般的です。

  1. 1通目のメール:パスワードを設定した職務経歴書PDFを添付して送信する。
  2. 2通目のメール:PDFを開くためのパスワードを記載して送信する。

このように、ファイルとパスワードを別々のメールで送るのは、万が一メールが誤送信されたり、通信途中で盗聴されたりした場合の情報漏洩リスクを低減するためです。企業の指示を正しく理解し、スマートに対応しましょう。

まとめ

職務経歴書をPDFで提出することは、採用担当者への配慮であり、もはや必須のマナーです。
PDF化することで、レイアウト崩れや第三者による改ざんを防ぎ、どの環境でも正確にあなたの経歴を伝えることができます。
本記事で紹介したiLovePDFなどの無料オンラインツールや、Windows・Macの標準機能を使えば、誰でも手間なくPDFを作成可能です。
変換後はファイル名や内容に不備がないか最終チェックを忘れずに行い、万全の状態で応募に臨みましょう。

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