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【これ1記事でOK!】フリーランス向け履歴書の書き方を徹底解説

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「フリーランスだけど、履歴書の書き方がわからない」「業務委託の応募で職歴はどう書けば?」「正社員への再就職を目指しているけど、空白期間をどう説明しよう…」そんな悩みを抱えていませんか。結論からお伝えすると、フリーランスの履歴書で最も重要なのは、会社員時代の経歴以上に「即戦力として何ができるか」を具体的に示すことです。この記事では、フリーランスが履歴書を求められる場面や職務経歴書との違いといった基本から、屋号の有無や複数案件をまとめる際の職歴の書き方、採用担当者の心に響く自己PRの作成術まで、項目別に徹底解説します。ITエンジニア・Webデザイナー・ライター向けの具体的な例文も豊富に用意しているため、この記事を読むだけで、あなたのスキルと実績が最大限に伝わり、案件獲得や再就職につながる「勝てる履歴書」を迷わず作成できるようになります。

目次

フリーランスに履歴書は必要?提出を求められる3つの場面

「フリーランスになったら、もう履歴書を書くことはないだろう」と考えている方も多いのではないでしょうか。確かに、フリーランスの活動において、自身のスキルや実績をアピールする主なツールはポートフォリオや職務経歴書です。しかし、実際には履歴書の提出を求められる場面は少なくありません。クライアントからの信頼を獲得し、より良い条件の案件やキャリアチャンスを掴むためには、履歴書の重要性を理解し、いつでも提出できる準備を整えておくことが不可欠です。

この章では、フリーランスが履歴書の提出を求められる具体的な場面と、その背景にある企業側の意図を詳しく解説します。なぜ履歴書が必要なのかを理解することで、より効果的な書類を作成するための第一歩を踏み出しましょう。

フリーランスの履歴書が持つ役割

フリーランスにとっての履歴書は、単なる学歴や職歴の羅列ではありません。クライアントや採用担当者に対して、あなたという人物の信頼性を公式に証明するための重要な書類としての役割を持ちます。ポートフォリオが「スキルの証明」であるならば、履歴書は「人物の証明」と言えるでしょう。

クライアントは履歴書を通じて、以下のような点を確認しています。

  • 基本的なプロフィールの確認:氏名、年齢、住所といった基本情報から、社会人としての基礎を確認します。
  • 経歴の信憑性:どのような企業で、どのような立場で働いてきたのか、その経歴に嘘偽りがないかを確認します。
  • 人柄や誠実さ:丁寧な言葉遣いや誤字脱字のない書類作成から、仕事に対する姿勢やビジネスマナーを判断します。
  • 自己管理能力:フリーランスとしての活動期間やその内容から、主体的にキャリアを築いてきた経験や自己管理能力を推し量ります。

特に初めて取引するクライアントにとって、履歴書はあなたの信頼性を担保する最初の公式文書となります。職務経歴書やポートフォリオだけでは伝わりにくい「信頼できるビジネスパートナーである」というメッセージを伝えるための、重要なコミュニケーションツールなのです。

業務委託案件の応募で提出する場合

フリーランスが最も多く履歴書の提出を求められるのが、業務委託案件への応募時です。特に、以下のような特徴を持つ案件では、職務経歴書とあわせて履歴書の提出が必須となるケースが増えています。

履歴書が求められやすい案件の特徴クライアント(企業側)の意図・理由
大手企業や官公庁の案件コンプライアンス遵守や厳格な社内規定により、契約する外部パートナーの身元確認が必須となっているため。
長期契約(半年〜1年以上)が見込まれる案件長期的なパートナーシップを築ける人物か、経歴や人柄を含めて慎重に見極めたいと考えているため。
チームでの協業が前提となるプロジェクト専門スキルだけでなく、チームの一員として円滑に業務を進められる協調性やコミュニケーション能力を確認するため。
高単価・責任の重いポジションの案件経歴の信頼性を担保し、スキルや実績とのミスマッチを防ぐことで、プロジェクト失敗のリスクを最小限に抑えるため。

これらの企業は、フリーランスを単なる「外注先」としてではなく、共にプロジェクトを推進する「パートナー」として捉えています。そのため、スキルや実績だけでなく、その人の経歴や人柄といったバックグラウンドを正しく理解し、安心して業務を任せられるかどうかを履歴書で判断しているのです。

正社員への応募や再就職で提出する場合

フリーランスとしての活動を経て、再び企業への就職(正社員、契約社員など)を目指す際にも、履歴書の提出は原則として必須です。この場合、履歴書はフリーランスとしての経験を、企業の求める人材像と結びつけるための重要な橋渡し役となります。

採用担当者は、フリーランス経験者に対して「高い専門性」や「自己管理能力」といったポジティブなイメージを持つ一方で、以下のような懸念を抱くこともあります。

  • 組織のルールや文化に馴染めるか(協調性)
  • 指示系統の中でスムーズに業務を遂行できるか
  • 安定して勤務を継続できるか

そのため、正社員応募時の履歴書では、フリーランスとして培ったスキルや実績をアピールするだけでなく、これらの懸念を払拭し、組織の一員として貢献できる人材であることを示す必要があります。例えば、自己PR欄でチームでのプロジェクト経験に触れたり、本人希望欄で企業のビジョンへの共感を伝えたりするなど、組織への適応力や貢献意欲を具体的に記述することが求められます。

フリーランス経験は決して「ブランク(空白期間)」ではありません。主体的にキャリアを築き、多様なプロジェクトで成果を出してきた貴重な「職歴」です。その価値を最大限に伝え、採用担当者に「会ってみたい」と思わせるための第一歩が、この履歴書なのです。

フリーランス向け履歴書と職務経歴書の違いとは

フリーランスの案件応募や再就職活動において、「履歴書」と「職務経歴書」の提出を求められることがあります。どちらも自己PRのための重要な書類ですが、その役割と記載すべき内容は明確に異なります。採用担当者はそれぞれの書類から異なる情報を読み取ろうとしています。この違いを正しく理解し、効果的に書き分けることが、あなたのスキルや経験を的確に伝え、採用を勝ち取るための第一歩です。

履歴書はあなたのプロフィール 職務経歴書は実績のプレゼン資料

履歴書と職務経歴書は、似ているようで全くの別物です。一言で表すなら、履歴書は「あなたという人物の基本情報をまとめた公的なプロフィール」、職務経歴書は「あなたの業務遂行能力や実績をアピールするためのプレゼンテーション資料」と言えるでしょう。

履歴書は、氏名、住所、学歴、職歴の概要といった、応募者の基本的な属性を伝えるための定型的な書類です。一方、職務経歴書には決まったフォーマットはなく、これまでの業務内容、習得したスキル、そして具体的な実績などを自由な形式で記述し、自身がその案件やポジションにいかに貢献できるかを具体的に示します。特に、多様な働き方をするフリーランスにとって、職務経歴書は自身の専門性や価値を証明する最も重要なツールとなります。

それぞれの書類の役割を下記の表で確認してみましょう。

項目履歴書職務経歴書
目的応募者の基本的な人物像や経歴の概要を伝える具体的な業務経験、スキル、実績をアピールし、採用メリットを伝える
記載内容氏名、住所、連絡先、学歴、職歴の要約、資格、志望動機など職務要約、活かせる経験・知識・スキル、具体的な業務内容、実績(数値化できると尚良い)、自己PRなど
フォーマットJIS規格など、ある程度定型化されている自由形式(編年体形式、逆編年体形式、キャリア形式など)
重要視される点正確性、丁寧さ、基本的な経歴即戦力となるスキル、具体的な実績、再現性のある能力、プロジェクトへの貢献度
ボリュームA4用紙1〜2枚A4用紙2〜3枚程度が一般的(経験による)

両方の提出を求められた場合のポイント

履歴書と職務経歴書、両方の提出を求められた場合は、それぞれの役割を意識した上で、内容に一貫性を持たせつつ情報を戦略的に分担することが重要です。採用担当者は両方の書類に目を通すことを前提に、以下のポイントを押さえて作成しましょう。

まず、内容の重複は避けつつ、連動性を持たせることが大切です。例えば、履歴書の職歴欄には会社名や契約期間、簡単な業務内容を記載し、「詳細は職務経歴書をご参照ください」と一文を添えることで、スムーズに職務経歴書へ誘導できます。これにより、履歴書はスッキリと見やすく保ちつつ、詳しいアピールは職務経歴書に委ねるという役割分担が明確になります。

次に、アピールしたい強みは職務経歴書で徹底的に深掘りします。履歴書の自己PR欄は要点に留め、職務経歴書では具体的なエピソードや数値を交えて、自身のスキルがどのようにプロジェクトに貢献したのかを詳細に記述しましょう。「〇〇という課題に対し、△△のスキルを用いて□□の改善を行い、結果としてXX%のコスト削減に成功した」といった具体的なストーリーは、あなたの能力を雄弁に物語ります。

最後に、応募先に応じてアピール内容をカスタマイズすることを忘れないでください。業務委託案件であれば、求められるスキルや実績に直結する経験を重点的にアピールし、即戦力であることを強調します。一方、正社員への応募であれば、スキルや実績に加えて、企業理念への共感やチームで働く上での協調性、長期的なキャリアプランなども含めると、より好印象を与えられるでしょう。

【項目別】フリーランス向け履歴書の書き方完全ガイド

履歴書は、あなたの第一印象を決める重要な書類です。フリーランスとしての経歴を効果的に伝え、採用担当者に「会ってみたい」と思わせるためには、各項目の正しい書き方をマスターする必要があります。ここでは、基本情報から自己PRまで、フリーランスならではのポイントを交えながら、項目別に書き方を徹底的に解説します。

基本情報(日付・氏名・住所・連絡先)の書き方

基本情報は、あなたを特定し、連絡を取るための基礎となる部分です。正確かつ丁寧に記載しましょう。些細なミスが、注意力散漫な印象を与えてしまう可能性もあります。

日付
提出する日を記載します。郵送の場合は投函日、メールで送る場合は送信日、持参する場合は持参日を記入しましょう。履歴書全体で西暦か和暦(令和、平成など)のどちらかに統一することが重要です。

氏名・住所
氏名は戸籍に登録されている漢字を正確に、ふりがなは履歴書の様式に合わせて「ふりがな」ならひらがな、「フリガナ」ならカタカナで記載します。住所は都道府県から省略せず、アパートやマンション名、部屋番号まで正確に書きましょう。

連絡先
電話番号は、日中に連絡がつきやすい携帯電話の番号を記載するのが一般的です。メールアドレスは、ビジネスの連絡用として普段から使っているものを記載します。個性的すぎる文字列や、プライベートな印象が強いアドレス(例: sweet-cat-lover@…)は避け、氏名などを使ったシンプルなアドレス(例: taro.yamada@…)を使用すると、ビジネスパーソンとしての信頼性が高まります。Gmailなどのフリーメールアドレスで問題ありません。

証明写真で好印象を与えるコツ

証明写真は、あなたの人柄を伝える最初の要素です。清潔感と誠実さが伝わる写真を用意することで、採用担当者に好印象を与えられます。

  • 撮影時期とサイズ:3ヶ月以内に撮影した、新鮮な写真を使用します。一般的なサイズは「縦40mm×横30mm」ですが、提出先の指定がないか事前に確認しましょう。
  • 服装と髪型:清潔感のある服装が基本です。男性はジャケット、女性はブラウスやジャケットなど、オフィスカジュアルを意識すると良いでしょう。応募先の企業の雰囲気に合わせることも大切です。髪型は顔がはっきりと見えるように整え、誠実な印象を心がけます。
  • 表情と背景:真顔ではなく、口角を少し上げた自然な表情を意識しましょう。背景は白、水色、またはグレーの無地のものが一般的です。
  • NGな写真:スマートフォンで撮影したスナップ写真の切り抜きや、過度に加工された写真は絶対に避けましょう。また、背景に物が写り込んでいるものも不適切です。

データで提出する場合は、指定されたファイル形式(JPEGなど)で、適切な解像度の画像を貼り付けます。写真が不鮮明だったり、引き伸ばされて歪んだりしないように注意してください。

学歴・職歴の書き方

学歴・職歴欄は、あなたのこれまでの経歴を時系列で示す重要な項目です。特にフリーランスの場合、職歴の書き方一つで、スキルや実績の伝わり方が大きく変わります。

まず1行目の中央に「学歴」と書き、最終学歴の一つ前から記載するのが一般的です(例:高等学校卒業から)。学校名や学部・学科名は、省略せずに正式名称で記入します。続けて、1行空けて中央に「職歴」と書き、職務経歴を記載していきます。

屋号や開業届の有無による職歴の記載例

フリーランスとしての活動を職歴にどう書くかは、多くの方が悩むポイントです。開業届の提出状況や屋号の有無によって、書き方が異なります。以下の表を参考に、ご自身の状況に合わせて記載しましょう。

状況記載例ポイント
開業届を提出済み(屋号あり)

20XX年 4月 〇〇(屋号名) 開業

個人事業主としてWebデザイン・コーディング業務に従事

屋号を明記することで、事業として活動していることを明確に伝えられます。
開業届を提出済み(屋号なし)

20XX年 4月 個人事業主として開業

Webライターとして活動を開始(SEO記事、取材記事などを担当)

屋号がなくても「個人事業主として開業」と記載すれば、正式に事業を行っていることが伝わります。
開業届を未提出

20XX年 4月 フリーランスとして活動開始

ITエンジニアとして複数のプロジェクトにて開発支援業務に従事

開業届を出していなくても、活動を開始した年月と業務内容を記載します。「活動開始」という表現が適切です。
会社員から独立した場合

20XX年 3月 株式会社△△ 一身上の都合により退職

20XX年 4月 個人事業主として開業

退職年月日と開業年月日を続けて書くことで、経歴がスムーズにつながります。

最後に、職歴をすべて書き終えたら、右詰めで「以上」と記載します。

複数の業務委託契約を分かりやすく書く方法

フリーランスは同時に複数のクライアントと契約することが多いため、すべての案件を羅列すると非常に見づらくなってしまいます。履歴書では、主要な契約や実績に絞って記載し、詳細は職務経歴書で補足するのが効果的です。

記載のポイント

  • 主要な実績を抜粋:長期契約の案件や、応募職種と関連性の高い実績を優先して記載します。
  • 契約先と業務内容をセットで:「20XX年 5月 株式会社〇〇と業務委託契約を締結(ECサイトのUI/UXデザインを担当)」のように、誰とどのような業務を行ったかを簡潔にまとめます。
  • 守秘義務への配慮:クライアント名や具体的な実績を公開できない場合は、「大手化粧品メーカーのLPデザイン制作」「金融系システムの要件定義・設計」のように、業界や業務内容がわかる範囲で記載しましょう。

空白期間(ブランク)をポジティブに伝える書き方

会社員からフリーランスへの転向準備期間や、育児・介護などで仕事から離れていた期間(ブランク)がある場合でも、正直に、そしてポジティブに伝えることが大切です。空白期間は、スキルアップや自己投資のための貴重な時間であったとアピールしましょう。

ポジティブな伝え方の例

  • スキルアップのための学習:「Webマーケティングのスキル習得のため、専門講座を受講」
  • 資格取得:「ITストラテジストの資格取得に向けて勉強」
  • 独立準備:「フリーランスとしての独立準備(ポートフォリオ作成、営業活動など)」
  • 家庭の事情:「育児に専念(この期間、ブログ運営を通じてライティングスキルを維持)」

単に「空白期間」とするのではなく、その期間に何をしていたかを具体的に一言添えるだけで、採用担当者の不安を払拭し、計画性や学習意欲の高さを示すことができます。

免許・資格の書き方

免許・資格欄は、あなたのスキルを客観的に証明する項目です。応募する職種との関連性を意識して記載しましょう。

  • 正式名称で記載:免許・資格は必ず「普通自動車第一種運転免許」「実用英語技能検定準1級」のように、正式名称で記載します。
  • 取得年月順に記載:取得した年月が古いものから順番に書くのが一般的です。
  • 関連性の高いものを優先:応募職種に直接活かせる免許・資格を先に書くと、アピール効果が高まります。(例:ITエンジニアなら「基本情報技術者試験」、Webデザイナーなら「ウェブデザイン技能検定」など)
  • 勉強中の資格もアピール:現在取得に向けて勉強中の資格があれば、「〇〇取得に向けて勉強中」と記載することで、学習意欲や向上心を示すことができます。

応募職種と関連が薄いものでも、TOEICや日商簿記検定、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)といった汎用性の高い資格は、ビジネスの基礎能力を示すものとして記載しておくと良いでしょう。

志望動機・自己PRの書き方

志望動機と自己PRは、あなたの熱意と能力を伝える最も重要な欄です。特にフリーランス経験者は、即戦力としてのスキルや経験、そして自律性をアピールする絶好の機会です。

志望動機(正社員応募の場合)
フリーランスではなく「なぜその会社で正社員として働きたいのか」を明確に伝える必要があります。「安定したいから」といった受け身の理由ではなく、「チームの一員として〇〇というビジョンに貢献したい」「個人の活動では実現できない規模のプロジェクトに挑戦したい」など、企業の理念や事業内容に共感し、自らのスキルをどう活かしていきたいかを具体的に述べましょう。

自己PR(業務委託・正社員共通)
これまでの実績を基に、自分がどのように貢献できるかを具体的にアピールします。

  • 実績は数字で示す:「Webサイトの改修により、直帰率を15%改善」「月間20本のSEO記事を執筆し、検索順位1位を5本獲得」のように、具体的な数字を用いて実績を語ることで、説得力が格段に増します。
  • スキルを具体的に記述:プログラミング言語(Java, Python)、デザインツール(Adobe Photoshop, Figma)、CMS(WordPress)といった専門スキルはもちろん、フリーランスとして培った「自己管理能力」「納期管理能力」「コミュニケーション能力」「問題解決能力」といったポータブルスキルも強力なアピールポイントになります。
  • 再現性をアピール:過去の実績が、応募先の企業でも再現可能であることを示しましょう。「前職で培った〇〇の経験は、貴社の△△という課題解決に直接活かせると考えております」のように、貢献できる未来を具体的にイメージさせることが重要です。

本人希望記入欄の書き方

本人希望記入欄は、譲れない条件を伝えるための項目です。書き方次第で、柔軟性や協調性も判断されるため、慎重に記載しましょう。

業務委託案件に応募する場合
契約に関する希望を具体的に記載することが、後のミスマッチを防ぐ上で重要です。

  • 契約形態:「業務委託契約を希望いたします。」
  • 稼働時間:「週20時間程度の稼働を希望します。(平日10:00〜15:00)」
  • 報酬:「希望時給:〇〇円」「希望月額:〇〇円」など。もし伝えにくい場合は「報酬につきましては、ご相談の上、決定させていただけますと幸いです。」としても構いません。
  • 勤務地/業務場所:「リモートワークを希望いたします。」

正社員に応募する場合
複数の職種を募集している企業に応募する場合は「Webマーケター職を希望いたします。」のように希望職種を明記します。特に希望がない場合は、「貴社規定に従います。」と記載するのが一般的です。給与や待遇などの詳細な条件は、原則として面接の場で話し合うべき内容のため、この欄に細かく書くのは避けるのがマナーです。ただし、転勤が難しいなど、どうしても譲れない条件がある場合に限り、簡潔に記載します。

【例文あり】職種別にみるフリーランス向け履歴書の自己PR術

自己PR欄は、職務経歴書だけでは伝えきれないあなたの強みや熱意をアピールする絶好の機会です。特にフリーランスの場合、スキルや実績だけでなく、人柄や仕事へのスタンスも重要な評価ポイントとなります。ここでは、主要な3つの職種を例に、採用担当者の心に響く自己PRの書き方を例文とともに解説します。

ITエンジニア向けの自己PR例文

ITエンジニアの自己PRでは、技術スキル、課題解決能力、そしてチームで働く上でのコミュニケーション能力をバランス良くアピールすることが重要です。どのような技術を用いて、ビジネス上の課題をどう解決してきたのかを具体的に示しましょう。

アピールすべき3つのポイント

ポイント具体例・解説
1. 技術スキルと経験領域使用言語、フレームワーク、データベース、クラウド環境(AWS, GCP, Azureなど)といった具体的な技術スタックを明記します。経験年数や、どの程度の規模のプロジェクトに携わったかを加えることで、スキルの深さを伝えられます。
2. 課題解決能力と実績「〇〇という課題に対し、△△の技術を用いて□□を実装し、処理速度を30%改善した」のように、具体的な数値を交えて実績をアピールします。技術の羅列だけでなく、その技術で何ができるのか、どのような貢献をしたのかを示すことが重要です。
3. コミュニケーションと学習意欲チーム開発の経験、要件定義や設計の経験、クライアントとの折衝経験などを記載し、円滑なコミュニケーション能力をアピールします。また、新しい技術へのキャッチアップ意欲を示すことで、将来性も感じさせることができます。

自己PR例文

5年間のWebアプリケーション開発経験があり、特にPHP(Laravel)とVue.jsを用いたバックエンドからフロントエンドまで一貫した開発を得意としております。前職およびフリーランスとして、ECサイトの新規構築やSaaSプロダクトの機能追加・改修など、複数のプロジェクトに携わってまいりました。

直近の業務委託では、既存サービスのパフォーマンス改善を担当いたしました。ボトルネックとなっていたDBクエリを特定・最適化し、N+1問題を解消することで、特定ページの表示速度を約60%改善することに成功しました。また、開発チーム内ではコードレビューを積極的に行い、コードの品質維持とメンバーのスキルアップにも貢献いたしました。

現在は、コンテナ技術(Docker, Kubernetes)やAWSのサーバーレスアーキテクチャへの知見を深めており、よりスケーラブルで保守性の高いシステム開発に貢献できると考えております。貴社の開発環境や事業内容に強く惹かれており、これまでの経験を活かしてサービス成長に貢献したく、応募いたしました。

例文のポイント解説

  • 得意分野の明示: 冒頭で「PHP(Laravel)とVue.js」という具体的な技術スタックを提示し、得意領域を明確にしています。
  • 実績の数値化: 「表示速度を約60%改善」と具体的な数値を盛り込むことで、実績のインパクトと信頼性を高めています。
  • 技術以外の貢献: 「コードレビュー」への言及により、チームへの貢献意欲や協調性をアピールできています。
  • 学習意欲と将来性: 現在学習中の技術に触れることで、向上心と将来の貢献可能性を示唆しています。

Webデザイナー向けの自己PR例文

Webデザイナーの自己PRでは、デザインスキルや使用ツールをアピールするだけでなく、そのデザインがビジネスにどのような成果をもたらしたかを伝えることが不可欠です。UI/UXの視点や、クライアントの課題解決にどう貢献したかを盛り込みましょう。

アピールすべき3つのポイント

ポイント具体例・解説
1. デザインスキルと対応範囲Figma, Adobe XD, Photoshopなどの使用ツールや、UI/UXデザイン、グラフィックデザイン、HTML/CSSコーディングなど、対応可能な業務範囲を具体的に示します。得意なデザインテイスト(ミニマル、ポップなど)や領域(BtoC、SaaSなど)を伝えるのも有効です。
2. デザインの意図とビジネス貢献「なぜそのデザインにしたのか」というコンセプトや意図を説明できるようにします。「ターゲット層の行動を分析し、UIを改善した結果、コンバージョン率が1.5倍になった」など、デザインがもたらしたビジネス上の成果をアピールします。
3. ポートフォリオとの連携履歴書はあくまでダイジェストです。詳細な実績はポートフォリオで示すことを前提とし、自己PRでは特にアピールしたいプロジェクトの概要や成果を抜粋して記載します。「詳細はポートフォリオの〇〇の項目をご覧ください」と誘導するのも良いでしょう。

自己PR例文

ユーザーの課題解決を起点としたUI/UXデザインを得意としております。フリーランスとして3年間、スタートアップから大手企業まで、主にSaaSプロダクトやコーポレートサイトのデザインに携わってまいりました。使用ツールはFigmaをメインとしております。

特に注力したプロジェクトとして、あるBtoB向けSaaSの管理画面リニューアルがあります。既存ユーザーへのヒアリングと行動分析から課題を抽出し、「情報過多で目的の機能にたどり着けない」というペインを解決するため、情報設計から見直したUIデザインを提案・実装いたしました。結果として、主要機能の利用率が前月比で140%向上し、解約率の低下にも貢献することができました。この実績の詳細は、ポートフォリオにまとめております。

デザインの意図を言語化し、エンジニアやマーケターなど他職種のメンバーと円滑に連携することも強みです。貴社の「ユーザー中心」という理念に深く共感しており、私のUI/UXデザインの知見を活かして、プロダクトの価値向上に貢献できると確信しております。

例文のポイント解説

  • 得意分野とツールの明示: 「UI/UXデザイン」「Figma」と冒頭で示すことで、採用担当者が求めるスキルとマッチしているかを即座に判断できるようにしています。
  • 課題解決プロセスの提示: 「ヒアリングと行動分析から課題を抽出」というプロセスを示すことで、表層的なデザインだけでなく、論理的思考力を持っていることをアピールしています。
  • 具体的な成果の提示: 「利用率140%向上」「解約率の低下」といったビジネスへの貢献を具体的に示すことで、単なるデザイナーではなく、事業を成長させるパートナーとしての価値を伝えています。
  • 協調性の強調: 「他職種のメンバーと円滑に連携」という一文で、フリーランスに求められるコミュニケーション能力の高さをアピールしています。

Webライター向けの自己PR例文

Webライターの自己PRでは、「文章が書ける」という基本的なスキルだけでなく、「どのようなジャンルで」「どのような成果を出せるのか」を明確に伝えることが重要です。SEO対策、取材経験、対応可能な業務範囲など、付加価値をアピールしましょう。

アピールすべき3つのポイント

ポイント具体例・解説
1. 専門分野とライティングスキル得意なジャンル(金融、IT、美容、医療など)を明記します。専門性が高いほど価値も高まります。また、SEOライティング、セールスライティング、取材・インタビュー、メルマガ作成など、対応できるライティングの種類を具体的に示します。
2. 実績の具体化「執筆した記事がGoogle検索で1位を獲得」「月間PV数を〇万から△万へ増加させた」「記事経由の問い合わせ数が2倍になった」など、可能な範囲で具体的な数値を提示します。守秘義務に配慮しつつ、担当メディア名や実績をアピールできると強力です。
3. 業務遂行能力と柔軟性キーワード選定、構成案作成、画像選定、WordPress入稿など、執筆以外に対応できる業務範囲を伝えます。SlackやChatworkなどのツール使用経験や、迅速なレスポンス、納期遵守意識などをアピールすることで、安心して仕事を任せられる人材であることを示せます。

自己PR例文

SEOライティングを強みとし、特にIT・DX関連のBtoB向けコンテンツ制作を得意としております。フリーランスとして4年間、オウンドメディアの記事制作を中心に活動してまいりました。

これまでに500本以上の記事を執筆し、対策キーワードの80%以上で検索10位以内を達成しております。あるクライアント様のメディアでは、新規立ち上げから参画し、半年間でオーガニック検索からの流入数を0から月間10万PVまで伸長させた実績がございます。単に執筆するだけでなく、キーワード選定や構成案作成、Google Analyticsを用いた効果測定とリライト提案まで一貫して対応可能です。

常に読者の検索意図とクライアントのビジネスゴールを意識し、分かりやすく、かつ成果につながる記事制作を心がけております。また、納期遵守はもちろんのこと、日頃からChatworkやSlackでの迅速なコミュニケーションを徹底しております。貴社のメディア運営において、これまでの経験で培ったSEOの知見とライティングスキルを活かし、事業成長に貢献できるものと確信しております。

例文のポイント解説

  • 専門分野の明確化: 「IT・DX関連のBtoB向けコンテンツ」と専門分野を絞ることで、高い専門性を持っていることをアピールしています。
  • 信頼性の高い実績: 「500本以上」「80%以上で10位以内」「月間10万PV」といった具体的な数字が、実績の信頼性を裏付けています。
  • 対応範囲の広さ: 「キーワード選定」「構成案作成」「効果測定」まで対応可能と示すことで、単なるライターではなく、コンテンツマーケティングのパートナーとして活躍できる人材であることを示唆しています。
  • 仕事へのスタンス: 「納期遵守」「迅速なコミュニケーション」といったフリーランスとして働く上での基本姿勢を明記することで、採用担当者に安心感を与えています。

フリーランス向け履歴書作成に関するよくある質問

履歴書をいざ作成しようとすると、「手書きがいいの?」「テンプレートはどこで手に入る?」といった細かな疑問が浮かんでくるものです。ここでは、フリーランスが履歴書を作成・提出する際によくある質問とその回答をまとめました。採用担当者に好印象を与えるためのポイントを押さえておきましょう。

手書きとパソコン作成どちらが良いか

結論から言うと、企業からの指定がない限り「パソコン作成」が基本です。特にIT/Web系のフリーランスにとっては、パソコンスキルを示す絶好の機会にもなります。手書きとパソコン作成のメリット・デメリットを比較してみましょう。

作成方法メリットデメリット
パソコン作成
  • ITリテラシーや基本的なPCスキルをアピールできる
  • 作成や修正が簡単で、効率が良い
  • 一度作成すれば、応募先に応じて内容を調整し再利用できる
  • 誰にとっても読みやすい
  • 手書きに比べて熱意が伝わりにくいと感じる採用担当者も稀にいる
手書き
  • 文字の丁寧さから人柄や熱意を伝えやすい
  • 「手書き」を指定する企業文化に対応できる
  • 書き損じると一から書き直す必要があり、時間がかかる
  • 字に自信がない場合、かえってマイナスイメージになる可能性がある
  • データの再利用ができない

フリーランスとして業務を請け負う上では、効率性やPCスキルが重視される傾向にあります。そのため、読みやすく修正も容易なパソコンでの作成がおすすめです。ただし、応募先企業から「手書きで提出してください」と明確な指示があった場合は、その指示に従いましょう。

無料で使える履歴書テンプレートの入手方法

パソコンで履歴書を作成する場合、一から作成する必要はありません。無料で高品質なテンプレートがWeb上で多数公開されています。信頼できるサイトからダウンロードして活用しましょう。

テンプレートの主な入手先

  • 転職サイト: リクナビNEXTやdodaといった大手転職サイトでは、会員登録なしでダウンロードできるテンプレートを提供しています。職務経歴書のテンプレートもセットで手に入ることが多く便利です。
  • ハローワークインターネットサービス: 厚生労働省が管轄するサイトで、JIS規格に準拠した履歴書様式をダウンロードできます。公的な書式のため、信頼性が高いのが特徴です。
  • オフィスソフトの公式サイトやテンプレート集: Microsoft Officeの公式サイトでは、WordやExcelですぐに使えるテンプレートが豊富に用意されています。Googleドキュメントにも標準で履歴書テンプレートが備わっています。
  • 文具メーカーのサイト: コクヨなど、履歴書用紙を販売している文具メーカーの公式サイトでも、自社製品と同じフォーマットのテンプレートを配布している場合があります。

テンプレート選びのポイント

フリーランスが履歴書を作成する場合、職歴や自己PRをしっかり書き込める「転職者用」や「自己PR欄が大きいタイプ」のテンプレートがおすすめです。JIS規格のテンプレートは学歴・職歴欄が中心で、スキルや実績をアピールするスペースが少ないため、フリーランスの経歴を伝えるには不向きな場合があります。ご自身の経歴やアピールしたい内容に合わせて、最適なフォーマットを選びましょう。ファイル形式は、ご自身が最も編集しやすいWordかExcelを選ぶと良いでしょう。

履歴書をデータで提出するときのマナー

作成した履歴書をメールで送付する場合、いくつか注意すべきマナーがあります。採用担当者がスムーズに内容を確認できるよう、細やかな配慮を心がけましょう。

ファイル形式はPDFが基本

履歴書や職務経歴書は、PDF形式に変換してから提出するのが鉄則です。WordやExcelのまま送付すると、相手の閲覧環境(OSやソフトのバージョンの違い)によってはレイアウトが崩れて表示されたり、意図せず内容が変更されたりするリスクがあります。PDF化することで、誰がどのデバイスで見ても同じレイアウトで表示され、第三者による改ざんも防ぐことができます。WordやExcelには「名前を付けて保存」機能からPDF形式で保存する機能が備わっています。

ファイル名の付け方

採用担当者は多くの応募者からメールを受け取ります。誰の何の書類かが一目でわかるように、ファイル名を工夫しましょう。

【ファイル名の例】
履歴書_氏名_YYYYMMDD.pdf
職務経歴書_氏名_YYYYMMDD.pdf

(例:履歴書_山田太郎_20231026.pdf)

上記のように「書類名」「氏名」「提出日」を入れるのが一般的です。複数の書類を提出する場合は、それぞれ分かりやすいファイル名を付けましょう。

メールで送付する場合の注意点

ファイルを添付するメールの件名や本文にもマナーがあります。簡潔で分かりやすい内容を心がけましょう。

件名:
件名だけで「誰からの」「何のメールか」が分かるように記載します。
(例)【〇〇(職種)応募の件】履歴書ご送付/山田 太郎

本文:
本文には、宛名、挨拶、用件、結びの言葉、署名を簡潔に記載します。添付ファイルがあることもしっかりと伝えましょう。

パスワードの設定と通知方法:
履歴書は個人情報のかたまりです。セキュリティ対策として、添付するPDFファイルにパスワードを設定するのがより丁寧な対応です。その場合、以下の2段階でメールを送付します。

  1. 1通目: パスワードを設定したファイルを添付したメールを送る。
  2. 2通目: 設定したパスワードを通知するメールを送る。

これは、万が一1通目のメールを誤送信してしまった場合に、第三者にファイルの中身を見られるのを防ぐためです。企業から特に指示がない場合でも、この対応ができると情報セキュリティへの意識が高いと評価される可能性があります。

まとめ

本記事では、フリーランス向けの履歴書の書き方について、提出が求められる場面から、職務経歴書との違い、項目別の具体的な作成方法、職種別の自己PR例文まで網羅的に解説しました。

フリーランスであっても、業務委託案件の応募や正社員への再就職など、履歴書の提出を求められる場面は少なくありません。その際、履歴書はあなたの経歴や人柄を伝える「プロフィール」、職務経歴書は具体的なスキルや実績をアピールする「プレゼン資料」としての役割を担います。

会社員時代とは異なり、職歴欄では屋号の使用や業務委託契約としての働き方を明確に記載することが重要です。また、自己PRでは、採用担当者に「即戦力」として活躍できることを具体的に示す必要があります。本記事で紹介した書き方のポイントや例文を参考に、あなたの強みが最大限に伝わる履歴書を作成し、希望の案件獲得やキャリアアップにつなげてください。

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