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【完全ガイド】職務経歴書のPDF作成方法|Word・Excel・スマホでのやり方を全解説

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転職活動で職務経歴書をデータで提出する場合、PDF形式が最適解です。なぜなら、採用担当者が見やすく、どのデバイスで開いてもレイアウトが崩れず、第三者による改ざんも防げるため、ビジネス文書として最も信頼性が高いからです。この記事では、お使いのパソコン(Word・Excel)やスマートフォン(iPhone・Android)で職務経歴書をPDF化する具体的な手順を、画像付きで分かりやすく解説します。さらに、無料テンプレートの活用法から、提出時のファイル名の付け方、パスワード設定といったビジネスマナー、手書き書類のスキャン方法、履歴書とのファイル結合方法まで、職務経歴書のPDF作成に関するあらゆる疑問に答える完全ガイドです。この記事を最後まで読めば、誰でも簡単・確実に、採用担当者に好印象を与える職務経歴書PDFを作成し、自信を持って応募できるようになります。

目次

そもそも職務経歴書をPDFで提出する理由とは

転職活動において、Web応募で職務経歴書を提出する際、多くの企業がPDF形式を指定したり、PDFでの提出が推奨されたりします。なぜWordやExcelで作成したファイルをそのまま送るのではなく、わざわざPDFに変換する必要があるのでしょうか。その背景には、採用担当者と応募者の双方にとって重要な3つの理由があります。PDFでの提出は、今や転職活動における基本的なビジネスマナーの一つとされています。ここでは、その具体的な理由を詳しく解説します。

採用担当者が見やすい

採用担当者は、日々多くの応募者から送られてくる職務経歴書に目を通します。そのため、受け取った書類をスムーズに確認できるかどうかは、選考プロセスにおいて非常に重要です。PDFファイルは、採用担当者の閲覧環境を快適にするという大きなメリットがあります。

具体的には、PDFは閲覧するデバイスやOS(Windows、Mac、スマートフォン、タブレットなど)に依存せず、誰がどの環境で開いても同じレイアウトで表示されます。採用担当者が会社のPCで見た場合でも、移動中にスマートフォンで確認した場合でも、あなたが意図した通りの見た目で書類を読んでもらえます。また、特別なアプリケーションを必要とせず、多くのPCに標準でインストールされている閲覧ソフトやWebブラウザで直接開けるため、担当者に余計な手間をかけさせません。このように、相手への配慮を示すという意味でも、PDF形式は最適なのです。

レイアウト崩れを防げる

WordやExcelで作成した職務経歴書をそのままメールに添付して送ると、見る人の環境によってレイアウトが崩れてしまう危険性があります。例えば、作成したPCと閲覧するPCのOSやOfficeソフトのバージョンが異なると、以下のような問題が発生しがちです。

  • 設定したフォントが相手のPCに無いため、別のフォントに置き換わり、全体の印象が変わってしまう。
  • 改行の位置がずれて、文章が読みにくくなる。
  • 表やグラフのサイズが変わり、枠線からはみ出してしまう。

レイアウトが崩れた書類は、内容が正しく伝わらないだけでなく、「細部への配慮ができない」「ITリテラシーが低い」といったマイナスの印象を与えかねません。一方で、PDFは「電子的な紙」に例えられるように、作成した時点のレイアウト、フォント、画像などをすべて固定して保存するファイル形式です。そのため、相手の環境に左右されることなく、作成者の意図した通りの美しい状態を保ったまま書類を届けることができます。

項目Word・Excelファイル (.docx, .xlsx)PDFファイル (.pdf)
レイアウト閲覧環境(OS、ソフトのバージョン)によって崩れる可能性があるどの環境で開いても作成時のレイアウトが維持される
フォント相手のPCにインストールされていない場合、別のフォントに代替されるファイル内にフォント情報が埋め込まれ、同じフォントで表示される
互換性特定のアプリケーション(Word, Excelなど)が必要PDF閲覧ソフトやWebブラウザなど、多くの環境で閲覧可能

第三者による改ざんを防止できる

職務経歴書には、氏名、住所、電話番号、学歴、職務経歴といった非常に重要な個人情報が記載されています。このような機密性の高い文書を、誰でも簡単に編集できる形式で送ることはセキュリティ上のリスクを伴います。

WordやExcelのファイルは、特別な設定をしない限り、受け取った人が自由に内容を編集・追記・削除できてしまいます。悪意がなくとも、採用担当者が誤って内容を書き換えてしまう可能性もゼロではありません。PDFは、原則として内容の編集ができないファイル形式のため、第三者による意図しない変更や悪意のある改ざんを防ぐことができます。これにより、応募書類の「原本性」を担保し、記載内容の信頼性を高める効果があります。ビジネスの世界で請求書や契約書などの重要書類がPDFでやり取りされるのと同様に、職務経歴書も改ざん防止の観点からPDFで提出することが、社会人としての信頼性を示すことにつながります。

【PC編】職務経歴書のPDF作成方法

パソコン(PC)を使って職務経歴書を作成し、PDFファイルとして保存する方法は、現在の転職活動において最も一般的です。多くの方が使い慣れているWordやExcelといったソフトで作成でき、簡単な操作でPDFに変換することが可能です。ここでは、WindowsとMacそれぞれのOSごと、また使用するアプリケーションごとに、具体的なPDF化の手順を詳しく解説します。

Wordで作成した職務経歴書をPDF化する手順

ビジネス文書の標準ソフトであるMicrosoft Wordは、職務経歴書作成に最も適したツールの一つです。文章の作成や編集がしやすく、レイアウトの調整も直感的に行えます。作成したWord文書をPDF化することで、応募先企業で閲覧した際のレイアウト崩れを防ぎ、誰でも同じ見た目で確認してもらえるという大きなメリットがあります。

Windowsの場合

Windows版のWordでは、主に2通りの方法でPDFファイルを作成できます。どちらの方法も簡単ですが、「エクスポート」機能を使うのが最もシンプルです。

  1. 「ファイル」タブを選択
    Word画面の左上にある「ファイル」タブをクリックします。
  2. 「エクスポート」を選択
    左側のメニューから「エクスポート」を選びます。
  3. 「PDF/XPS ドキュメントの作成」をクリック
    表示された画面で「PDF/XPS ドキュメントの作成」ボタンをクリックします。
  4. ファイル名と保存場所を指定して発行
    「PDFまたはXPS形式で発行」というダイアログボックスが表示されます。ファイル名を入力し、保存したい場所を選択します。「最適化」の項目で「標準(オンライン発行および印刷)」が選択されていることを確認し、「発行」ボタンをクリックすればPDFの作成は完了です。

また、「名前を付けて保存」機能からもPDF化が可能です。

  1. 「ファイル」タブから「名前を付けて保存」を選択
    保存したい場所を選びます。
  2. ファイルの種類で「PDF」を選択
    ファイル名の下にある「ファイルの種類」のプルダウンメニューをクリックし、一覧から「PDF (*.pdf)」を選択します。
  3. 「保存」をクリック
    ファイル名と保存場所を確認し、「保存」ボタンをクリックします。

Macの場合

Mac版のWordでも、簡単な手順でPDFファイルを作成できます。OS標準の機能を使う方法も覚えておくと便利です。

Wordの機能で保存する方法:

  1. 「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択
    画面上部のメニューバーにある「ファイル」から「名前を付けて保存」をクリックします。
  2. ファイルフォーマットで「PDF」を選択
    表示されたダイアログボックスで、ファイル名と保存場所を指定します。下部にある「ファイルフォーマット」のプルダウンメニューから「PDF」を選択します。
  3. 「エクスポート」をクリック
    内容を確認し、「エクスポート」または「保存」ボタンをクリックして完了です。

MacのOS標準機能(プリント機能)でPDF化する方法:

この方法はWordだけでなく、Excelやブラウザなど、印刷が可能なほぼ全てのアプリケーションで使える汎用的なテクニックです。

  1. 「ファイル」メニューから「プリント」を選択
    ショートカットキー「command + P」でも同じ操作が可能です。
  2. 「PDF」メニューをクリック
    プリント設定画面の左下にある「PDF」と書かれたプルダウンメニューをクリックします。
  3. 「PDFとして保存」を選択
    表示されたメニューから「PDFとして保存」を選びます。
  4. ファイル名と保存場所を指定して保存
    ファイル名を入力し、保存場所を選択して「保存」ボタンをクリックすれば、表示されている通りの内容でPDFファイルが作成されます。

Excelで作成した職務経歴書をPDF化する手順

Microsoft Excelを使って職務経歴書を作成する方もいます。特に、表形式で職務内容を整理したい場合に便利です。ただし、ExcelでPDFを作成する際は、意図しない部分が印刷されたり、1ページに収まらなかったりすることがあるため、「印刷範囲」の設定と「印刷プレビュー」での確認が非常に重要になります。

Windowsの場合

基本的な流れはWordと似ていますが、PDF化する範囲を指定する工程が重要です。

  1. 印刷範囲を設定する
    まず、PDFにしたいセル範囲をドラッグして選択します。次に、リボンメニューの「ページレイアウト」タブをクリックし、「印刷範囲」→「印刷範囲の設定」を選択します。これにより、選択した範囲だけがPDF化の対象となります。
  2. 印刷プレビューで確認する
    「ファイル」→「印刷」を選択し、プレビュー画面でレイアウト崩れや改ページがおかしくないかを確認します。必要であれば、「拡大縮小印刷」の項目で「シートを1ページに印刷」などを選び調整します。
  3. 「エクスポート」または「名前を付けて保存」でPDF化
    プレビューで問題がなければ、Wordの場合と同様に「ファイル」→「エクスポート」→「PDF/XPS ドキュメントの作成」をクリックするか、「名前を付けて保存」からファイルの種類で「PDF」を選択して保存します。

Macの場合

Mac版Excelでも、PDF化の前に印刷範囲の確認が必須です。

  1. 印刷範囲を設定・確認する
    Windows版と同様に、PDF化したい範囲を選択し、「ページレイアウト」タブの「印刷範囲」から設定します。その後、「ファイル」→「プリント」でプレビューを確認し、レイアウトを調整します。
  2. 「名前を付けて保存」でPDF化
    「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択します。
  3. ファイルフォーマットで「PDF」を選択
    ダイアログボックスでファイルフォーマットを「PDF」に設定します。保存対象が「ブック(ファイル全体)」か「シート(現在表示中のシート)」かを選べるので、通常は「シート」を選択します。
  4. 「保存」をクリック
    ファイル名と保存場所を指定して「保存」をクリックします。Wordと同様に、MacのOS標準のプリント機能からもPDF化が可能です。

GoogleドキュメントやスプレッドシートでのPDF作成方法

Googleドキュメント(Wordに相当)やGoogleスプレッドシート(Excelに相当)は、無料で利用できる高機能なオフィススイートです。Webブラウザ上で動作するため、ソフトをインストールする必要がなく、インターネット環境があればどこでも編集・保存が可能です。PDFへの変換も非常に簡単に行えます。

PDFとしてダウンロードする手順:

  1. 「ファイル」メニューをクリック
    Googleドキュメントまたはスプレッドシートで職務経歴書を開き、画面左上の「ファイル」メニューをクリックします。
  2. 「ダウンロード」にカーソルを合わせる
    表示されたメニューの中の「ダウンロード」にマウスカーソルを合わせると、さらにサブメニューが表示されます。
  3. 「PDFドキュメント(.pdf)」を選択
    サブメニューの中から「PDFドキュメント(.pdf)」をクリックします。
  4. 自動的にダウンロードが開始
    クリックすると、すぐにPDFファイルのダウンロードが始まります。ファイルは、お使いのブラウザで設定されている「ダウンロード」フォルダに保存されます。

Googleスプレッドシートの場合は、Excelと同様にPDF化する前に「ファイル」→「印刷」から用紙サイズや向き、余白、改ページなどを調整し、レイアウトが崩れていないかプレビューで確認することをおすすめします。

無料テンプレートサイトを活用したPDF作成

「自分で一から作るのは大変」「見栄えの良い職務経歴書を作りたい」という場合は、無料のテンプレートサイトを活用するのが効率的です。多くの転職情報サイトやテンプレート配布サイトが、質の高いテンプレートをWord形式やExcel形式で提供しています。

テンプレートサイトを利用したPDF作成の流れ:

  1. テンプレートをダウンロードする
    各種サイトから、希望するデザインや形式(編年体、逆編年体、キャリア式など)のテンプレートファイル(.docxや.xlsx)をPCにダウンロードします。
  2. テンプレートを編集する
    ダウンロードしたファイルをWordやExcelで開き、見本に従ってご自身の学歴、職務経歴、スキル、自己PRなどを入力します。
  3. PDF形式で保存する
    編集が完了したら、この記事で解説した各アプリケーションの手順に従って、PDF形式でファイルを保存(エクスポート)します。

最近では、Webサイト上で直接情報を入力し、その場でPDFファイルを生成・ダウンロードできるサービスも増えています。これらのサービスを利用すれば、ソフトの操作に不慣れな方でも簡単に見栄えの整った職務経歴書を作成できます。

入手先の種類特徴一般的なファイル形式
転職エージェント・転職サイト登録者向けに提供されることが多い。実践的で採用担当者の視点を意識したフォーマットが手に入る。Word, Excel
履歴書・職務経歴書作成ツールサイトWebブラウザ上で項目を埋めるだけで作成可能。入力内容が自動でレイアウトされ、そのままPDFで出力できる。PDF
PCソフト・文具メーカー公式サイト自社製品のユーザー向けに、シンプルで使いやすいテンプレートを提供している場合がある。Word, Excel
無料テンプレート配布サイトデザイナーが作成したおしゃれなものなど、多種多様なデザインのテンプレートが見つかる。Word, Excel, Googleドキュメントなど

【スマホ編】職務経歴書のPDF作成方法

「急な応募でPCを開く時間がない」「外出先で職務経歴書を提出する必要ができた」そんな時でも、スマートフォンさえあれば職務経歴書のPDFファイルを作成し、提出まで完結させることが可能です。iPhone、Androidそれぞれの標準機能や、便利なアプリを使った作成方法を具体的に解説します。PCがなくても、質の高い応募書類を準備できるのでご安心ください。

スマホでPDFを作成する方法は、大きく分けて「既存の書類をスキャン・変換する方法」と「アプリで新規作成する方法」の2種類があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の状況に合った方法を選びましょう。

作成方法メリットデメリット
スキャン機能(メモアプリ/Googleドライブ)手書きや印刷した書類を、特別なアプリなしで手軽にPDF化できます。文字が画像として保存されるため、後からテキストのコピー&ペーストはできません。撮影環境によって画質が左右されます。
ファイル変換機能(ファイルアプリ/標準機能)スマホに保存されている画像ファイル(JPG, PNGなど)を簡単にPDF形式に変換できます。元となるデータがスマホ内に必要です。スキャンと同様に、文字はテキストデータにはなりません。
職務経歴書作成アプリテンプレートに沿って入力するだけで、本格的な職務経歴書が完成します。作成からPDF出力、メール送信までスマホ一台で完結します。アプリのインストールが必要です。サービスによっては会員登録が求められる場合があります。

iPhoneを使ったPDF作成と保存方法

iPhoneユーザーであれば、標準搭載されている「メモ」アプリや「ファイル」アプリを活用することで、簡単に職務経歴書のPDFデータを作成できます。

メモアプリでスキャンしてPDF化する

手元に紙の職務経歴書がある場合、iPhoneのメモアプリのスキャン機能を使えば、まるでスキャナーで取り込んだような高品質なPDFデータを作成できます。書類の傾きや歪みも自動で補正してくれるため非常に便利です。

  1. 標準の「メモ」アプリを起動し、右下のアイコンをタップして新規メモを作成します。
  2. キーボードの上にあるカメラのアイコンをタップし、「書類をスキャン」を選択します。
  3. カメラが起動したら、職務経歴書が黄色い枠内に収まるように写します。自動でシャッターが切られ、書類が取り込まれます。
  4. 複数ページある場合は、続けて次のページをスキャンします。すべてのページをスキャンし終えたら、右下の「保存」をタップします。
  5. メモにスキャンした書類が貼り付けられます。書類をタップすると、トリミングやカラー調整(白黒、グレースケールなど)が可能です。
  6. 右上の共有アイコン(四角から矢印が飛び出したマーク)をタップし、「ファイルに保存」を選択してiPhone内に保存したり、メールアプリを選択してそのまま企業に送信したりできます。

ファイルアプリでPDFに変換する

職務経歴書を画像データ(JPGやPNGなど)としてスマホに保存している場合は、「ファイル」アプリの印刷機能を利用してPDFに変換できます。

  1. 変換したい画像データを、標準の「ファイル」アプリ内に保存します。
  2. 「ファイル」アプリを起動し、PDFに変換したいファイルをタップして開きます。
  3. 左下の共有アイコンをタップし、メニューの中から「プリント」を選択します。
  4. 印刷プレビュー画面が表示されます。ここで、プレビュー画像を2本の指で広げる(ピンチアウトする)操作を行います。
  5. 画面がPDFのプレビューに切り替わります。右上の共有アイコンをタップし、「ファイルに保存」を選んでPDFデータを保存します。

Androidを使ったPDF作成と保存方法

Androidスマートフォンでも、標準機能やGoogleの提供するアプリを使って手軽にPDFファイルを作成することが可能です。

GoogleドライブでスキャンしてPDF化する

多くのAndroidスマートフォンにプリインストールされている「Googleドライブ」アプリには、高機能なスキャン機能が備わっています。これを使えば、紙の書類を簡単にPDF化できます。

  1. 「Googleドライブ」アプリを起動し、右下の「+」アイコンをタップします。
  2. 表示されたメニューの中から「スキャン」を選択します。
  3. カメラが起動するので、職務経歴書を画面に写して撮影します。
  4. 撮影後、プレビュー画面でトリミング(切り抜き)やカラー補正(白黒など)を行います。問題なければチェックマークをタップします。
  5. 複数ページある場合は、左下の「+」アイコンから続けてスキャンできます。完了したら「保存」をタップします。
  6. ファイル名と保存先(マイドライブ内)を指定して保存します。保存されたPDFファイルは、メニューから「コピーを送信」などを選ぶことでメール添付や他のアプリでの共有が可能です。

標準機能でPDFに変換する

Androidの印刷機能を使えば、スマートフォンに保存されている画像ファイルをPDF形式に変換できます。機種によって若干メニューの名称が異なる場合があります。

  1. ギャラリーなどのアプリで、PDFにしたい画像ファイルを開きます。
  2. 共有アイコン、またはメニューボタン(点が縦に3つ並んだマーク)をタップし、「印刷」を選択します。
  3. 画面上部のプリンター選択欄をタップし、「PDF形式で保存」を選びます。
  4. 黄色の「PDF」アイコンをタップし、ファイル名を入力して保存先を指定すれば、PDFファイルとして保存が完了します。

職務経歴書作成アプリでPDF出力する

ゼロからスマートフォンで職務経歴書を作成したい場合に最もおすすめなのが、転職サイトなどが提供している職務経歴書作成アプリです。テンプレートに沿って入力するだけで、PCで作成したものと遜色ない応募書類が完成し、そのままPDFとして出力できます。

これらのアプリは、学歴や職歴、自己PRといった項目があらかじめ用意されており、ガイドに従って入力するだけで体裁の整った書類が作れるのが大きなメリットです。作成したデータはアプリ内に保存されるため、複数の企業に応募する際の修正や使い回しも簡単です。代表的な転職サービスのアプリ(リクナビNEXT、dodaなど)には、多くの場合この機能が搭載されています。

  1. App StoreやGoogle Playストアから、職務経歴書作成機能のある転職アプリをインストールします。
  2. アプリを起動し、必要に応じて会員登録やログインを行います。
  3. 「職務経歴書作成」などのメニューを選び、画面の指示に従って氏名、学歴、職務経歴、スキル、自己PRなどの各項目を入力・保存します。
  4. すべての入力が完了したら、プレビュー機能で全体のレイアウトや誤字脱字がないかを確認します。
  5. 「PDFで保存」「PDFで出力」といったボタンをタップします。
  6. 作成されたPDFファイルをスマートフォン本体にダウンロードしたり、直接メールアプリを起動して応募先に送信したりすることができます。

職務経歴書をPDFで作成するときの注意点

職務経歴書をPDF化すれば、誰でも同じように閲覧できる便利な形式になります。しかし、提出前にはビジネスマナーとして押さえておくべきいくつかの重要な注意点があります。採用担当者に「配慮ができる、仕事の丁寧な人材だ」という良い印象を与えるためにも、これから解説するポイントを必ず確認しましょう。

ファイル名は誰が見ても分かりやすくする

採用担当者は、毎日数多くの応募書類メールを受け取ります。ファイル名が「職務経歴書.pdf」のような初期設定のままだと、誰のどの書類なのか一目で判別できません。管理の手間をかけさせてしまうだけでなく、他の応募者の書類に紛れてしまい、最悪の場合、見落とされるリスクも考えられます。採用担当者が管理しやすいように、ファイル名には「応募日」「書類名」「氏名」の3つの要素を入れるのが基本です。

種類ファイル名の例ポイント
良い例20231026_職務経歴書_山田太郎.pdf日付・書類名・氏名が簡潔にまとまっており、誰の何の書類か一目瞭然です。
丁寧な例職務経歴書(山田太郎_20231026応募).pdfこちらも分かりやすいファイル名です。記号は半角の括弧やアンダースコアを使いましょう。
悪い例syokumu.pdf
職務経歴書.pdf
名称未設定.pdf
氏名が入っていないため、誰の書類かファイルを開くまで分かりません。採用担当者に手間をかけさせてしまいます。

ファイル名を設定する際は、半角英数字とハイフン(-)、アンダースコア(_)を使用するのが無難です。スペース(空白)や丸付き数字などの機種依存文字は、文字化けやシステムエラーの原因となる可能性があるため避けましょう。

ファイルサイズが大きすぎないか確認する

作成した職務経歴書のPDFファイルサイズが大きすぎると、企業側に迷惑をかけてしまう可能性があります。企業のメールサーバーには受信できる容量に上限が設定されていることが多く、サイズが大きいとメールが届かない、または受信を拒否されることがあります。一般的に、応募書類のファイルサイズは合計で2MB~3MB以内が目安とされています。可能であれば1MB以下に抑えると、より丁寧な印象を与えられるでしょう。

ファイルサイズが大きくなってしまった場合は、以下の方法で圧縮(軽量化)を試みてください。

  • PDF保存時の設定で圧縮する: WordやExcelからPDFとして保存する際に、「最小サイズ(オンライン発行に適したサイズ)」などのオプションを選択すると、画質を少し落としてファイルサイズを小さくできます。
  • PDF圧縮ツールを利用する: Web上には、PDFファイルをアップロードするだけで簡単に圧縮できる無料のオンラインツールが多数存在します。これらのツールを利用してサイズを調整しましょう。
  • 画像の解像度を下げる: 顔写真やポートフォリオの画像を職務経歴書に含めている場合、画像の解像度が高すぎることがサイズ増大の原因になっている可能性があります。PDF化する前に、画像編集ソフトなどであらかじめ画像のサイズを小さくしておきましょう。

パスワード設定は企業の指示に従う

個人情報保護の観点から、職務経歴書のPDFにパスワードを設定したくなるかもしれません。しかし、応募者側の判断で勝手にパスワードを設定するのはビジネスマナー違反です。採用担当者は多くの書類を確認する必要があるため、ファイルを開くたびにパスワードを入力する手間は大きな負担となります。

パスワード設定は、応募先の企業から「パスワードを設定してください」という明確な指示があった場合にのみ行いましょう。その際は、パスワードの通知方法(例:ファイルを添付したメールとは別のメールでパスワードを送信する、など)も企業の指示に厳密に従ってください。指示がない限りは、パスワードは設定せずに提出するのが基本です。

提出前に必ず見直しと誤字脱字チェックを行う

PDFファイルは、一度作成するとWordやExcelのように手軽に修正することができません。提出後にミスに気づいても、訂正版を再送するのは心証が良くありません。PDFに変換する前の元データ(WordやExcel)の段階で、完璧な状態にしておくことが重要です。特に以下の点は、提出前に必ず最終確認してください。

  • 誤字脱字のチェック: 誤字脱字が多いと「注意力が散漫」「仕事が雑」といったマイナスの印象を与えてしまいます。声に出して読んでみたり、一晩寝かせてから新鮮な目で確認したりするなど、入念なチェックを心がけましょう。可能であれば、家族や友人、転職エージェントの担当者など第三者に読んでもらうのも効果的です。
  • PDF変換後のレイアウト崩れ確認: PDFに変換した後は、必ずファイルを開いて全体のレイアウトを確認しましょう。WordやExcelで見ていた時と、改行の位置や表の枠線、画像の配置などがズレてしまっていることがあります。特にページの区切りがおかしくないか、文章が途中で切れていないかは重点的にチェックが必要です。
  • 文字化けの確認: パソコンに標準搭載されていない特殊なフォントを使用すると、採用担当者のPC環境では文字化けして正しく表示されない可能性があります。誰の環境でも表示されやすい「MS明朝」「MSゴシック」「メイリオ」「游ゴシック」「ヒラギノ角ゴ」といった一般的なフォントを使用しましょう。
  • 記載情報の最終確認: 応募日や企業名、そしてご自身の氏名や連絡先といった基本情報に間違いがないか、最後にもう一度確認してから提出しましょう。

職務経歴書のPDF作成に関するよくある質問

ここでは、職務経歴書のPDF作成に関して、転職活動中の方から多く寄せられる質問とその回答をまとめました。PDF化する際の細かな疑問やトラブル解決のヒントとしてご活用ください。

手書きの職務経歴書をPDFにする方法はありますか

はい、手書きで作成した職務経歴書も簡単にPDFデータに変換できます。主な方法は「スマートフォンアプリを使う方法」と「コンビニのマルチコピー機を使う方法」の2つです。

スマートフォンのスキャン機能を使う
特別な機材は不要で、最も手軽な方法です。スマートフォンの標準機能や無料アプリを使って、手書きの書類を撮影し、PDFとして保存します。

デバイス使用アプリ(例)簡単な手順
iPhoneメモアプリ「メモ」を新規作成 → カメラアイコン → 「書類をスキャン」を選択し撮影 → PDFとして保存・共有します。
AndroidGoogleドライブアプリ「Googleドライブ」を開く → 「+」アイコン → 「スキャン」を選択し撮影 → PDFとして保存します。

この方法の注意点として、撮影時に書類が傾いたり、影が入ったりしないよう、明るい場所で真上から撮影することが重要です。保存前に、文字が鮮明に読めるか必ず確認しましょう。

コンビニのマルチコピー機でスキャンする
より高画質で綺麗なPDFを作成したい場合におすすめの方法です。セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなどのマルチコピー機にはスキャン機能が搭載されています。

スキャンしたデータは、USBメモリに保存するか、専用アプリを使ってスマートフォンに転送することができます。有料(1枚あたり数十円程度)ですが、家庭用スキャナがない場合に非常に便利です。提出する書類の品質にこだわりたい方は、こちらの方法を検討すると良いでしょう。

履歴書と職務経歴書のPDFを1つにまとめる方法は

応募企業から特に指示がない場合、履歴書と職務経歴書のPDFは1つのファイルに結合して提出するのが一般的です。採用担当者がファイル管理をしやすくなるため、親切な対応と言えます。結合するには、以下の方法があります。

オンラインPDF結合ツールを利用する(無料)
Webブラウザ上でPDFを結合できる無料サービスです。「Smallpdf」や「iLovePDF」などが有名で、ソフトウェアのインストールは不要です。サイトにアクセスし、履歴書と職務経歴書のPDFファイルをアップロード、順番を「履歴書→職務経歴書」に並び替えて結合し、ダウンロードするだけで完了します。ただし、個人情報を含む書類をアップロードするため、サービスのセキュリティポリシーなどを確認の上、自己責任で利用しましょう。

Macの「プレビュー」機能を利用する(無料)
Macユーザーであれば、標準搭載されている「プレビュー」アプリで簡単に結合できます。


  1. まず、履歴書のPDFファイルを「プレビュー」で開きます。



  2. メニューバーの「表示」から「サムネール」を選択し、サイドバーにページのサムネールを表示させます。



  3. そのサイドバーに、職務経歴書のPDFファイルをドラッグ&ドロップします。



  4. ページの順番を整えた後、「ファイル」メニューから「書き出す」または「プリント」を選択し、「PDFとして保存」を選びます。


Adobe Acrobatを利用する(有料)
PDFを作成したAdobe社が提供するソフトです。有料版の「Acrobat Pro」には、信頼性の高いファイル結合機能が搭載されています。「ツール」から「ファイルを結合」を選び、複数のPDFを追加して簡単に1つのファイルにまとめられます。仕事でPDFを扱う機会が多い方は導入を検討しても良いでしょう。

どの方法で結合した場合でも、提出前には必ずファイルを開き、ページの順番やレイアウト崩れがないかを最終確認してください。

PDF化した職務経歴書をコンビニで印刷できますか

はい、作成した職務経歴書のPDFは、全国の主要なコンビニエンスストアに設置されているマルチコピー機で簡単に印刷できます。面接時に持参する場合などに便利です。

印刷方法
大きく分けて2つの方法があります。


  1. メディアを使って印刷する
    PDFファイルを保存したUSBメモリやSDカードを持参し、マルチコピー機に接続して印刷します。



  2. ネットワークプリントサービスを利用する
    事前にパソコンやスマートフォンから専用サイトやアプリにPDFファイルを登録し、発行された予約番号(またはユーザー番号)をマルチコピー機に入力して印刷します。メディアを持ち歩く必要がなく、手軽です。


コンビニチェーン主なサービス名特徴
セブン-イレブンnetprint(ネットプリント)事前に会員登録してファイルをアップロード。USBメモリからの直接印刷も可能。
ファミリーマート
ローソンなど
ネットワークプリントサービス会員登録不要でファイルをアップロード可能。USBメモリからの直接印刷も対応。

印刷時の注意点
用紙サイズは、ビジネス文書の標準である「A4」を選択するのが一般的です。印刷する際には、カラーモード(白黒/カラー)や部数を確認しましょう。印刷後に文字のかすれやズレがないかを確認するためにも、時間に余裕を持って利用することをおすすめします。

PDF作成におすすめの無料アプリはありますか

スマートフォンで職務経歴書のPDFを作成・管理する際に便利な無料アプリは数多く存在します。目的別にいくつかご紹介します。

職務経歴書の作成からPDF出力まで行えるアプリ
スマートフォンだけで職務経歴書をゼロから作成し、そのままPDFとして出力したい方向けです。テンプレートに沿って入力するだけで、体裁の整った書類が完成します。


  • レジュメ(タウンワーク): 質問に答えていくだけで履歴書・職務経歴書が作成でき、PDF出力に対応しています。アルバイト探しのイメージが強いですが、転職活動用の職務経歴書も作成可能です。



  • yagish(ヤギッシュ): 豊富なテンプレートからデザインを選び、スマホやPCで履歴書・職務経歴書を作成できるサービスです。完成した書類はPDFでダウンロードできます。


書類のスキャンとPDF化に特化したアプリ
手書きの書類を高品質なPDFに変換したり、PCで作成した書類のデータをスマホで管理したりする場合に便利です。


  • Adobe Scan: 高精度なスキャンが可能なアプリです。書類の輪郭を自動で認識し、台形補正や画質調整も行ってくれます。OCR(光学文字認識)機能により、スキャンした画像からテキストを抽出することも可能です。



  • Microsoft Lens: ホワイトボードや書類のスキャンに最適化されており、撮影した画像をPDFだけでなくWordやPowerPointのファイルとして保存することもできます。ビジネスシーンでの活用にも適しています。


これらのアプリを活用することで、外出先でも手軽に書類の準備や確認ができます。ただし、小さな画面での作成は誤字脱字を見逃しやすいため、提出前にはPCなどの大きな画面で最終チェックを行うことを強く推奨します。

まとめ

本記事では、職務経歴書をPDFで作成する方法について、PC(Word・Excel)とスマホ(iPhone・Android)それぞれの具体的な手順を網羅的に解説しました。職務経歴書をPDFで提出するのは、採用担当者がどのデバイスでも同じレイアウトで閲覧でき、内容の改ざんを防ぐといったビジネス上の重要なマナーであるためです。

ご紹介した方法を使えば、使い慣れたツールやアプリで誰でも簡単にPDFファイルを作成できます。手書きの書類をスキャンしてPDF化する方法や、履歴書と一つのファイルにまとめる方法も解説しているので、あらゆる状況に対応可能です。

PDFを作成した後は、ファイル名を「職務経歴書_氏名」のように分かりやすく設定し、ファイルサイズが大きすぎないか確認しましょう。企業から指示がない限りパスワードは設定せず、提出前には必ず誤字脱字がないか最終チェックをすることが、採用担当者に良い印象を与えるための鍵となります。

この記事を参考に、ビジネスマナーに沿った職務経歴書を作成し、あなたの転職活動を成功に導いてください。

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