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【実践的!職務経歴書サンプル 文例集】面接通過率アップの記載例が満載

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「職務経歴書 サンプル 文例集」をお探しですか?

本記事では、事務・営業・エンジニア・販売職など職種別に面接通過率を高める具体的な記載例を豊富にご紹介。
職務経歴書の基本構成から、NG例・改善点、そしてテンプレートの無料ダウンロードまで完全網羅しています。

読み終えるころには、あなたの応募書類が採用担当者の目に留まる書類へと格段に進化しているはずです。

目次

職務経歴書とは何かを正しく理解しよう

履歴書との違いについて

職務経歴書と履歴書は、採用選考における基本的な提出書類ですが、それぞれの役割や目的は異なります。
履歴書は、氏名、住所、学歴、資格、志望動機などの基本情報を時系列でまとめた文書であり、応募者の個人情報と概要を把握するために使用されます。

これに対して、職務経歴書は仕事上の経験・スキル・成果などを中心に、自分がどのような業務を担当し、どのような実績を上げてきたかを詳細に記述する文書です。
フォーマットや項目が定型化されている履歴書と異なり、職務経歴書は自由な書式で作成できるため、自分のキャリアをアピールするための工夫が可能です。

以下は履歴書と職務経歴書の主な違いを示した表です。

項目履歴書職務経歴書
目的基本情報や志望動機を伝える業務経験・スキル・成果を詳述する
書式定型フォーマットが主流自由形式(レイアウトに工夫可能)
構成学歴、職歴、資格、志望動機など職務内容、成果、活かしたスキルなど
提出ボリューム1枚程度が多い2~3ページ程度が一般的
対象読者人事全般現場担当者や部門責任者も想定

職務経歴書の基本構成と役割

職務経歴書は、自分のキャリアとスキルを読み手に効果的に伝えるため、一定の構成を持って作成されるのが一般的です。
特に中途採用においては、過去の経歴が重視されるため、職務経歴書の質が選考通過の鍵を握ります。

主な構成要素は以下のとおりです。

項目名内容
タイトル・氏名「職務経歴書」と中央に記述し、右上などに氏名・日付を明記
職務要約これまでのキャリアを2~3行程度で簡潔にまとめることで、全体像を素早く伝える
職務経歴

勤務先ごとに以下のような情報を整理して記述します:

  • 会社名・在籍期間
  • 所属部署・役職
  • 担当業務の詳細と実績
  • 使用したツール・スキル
自己PR経験に基づいたスキルや強みを具体的に述べ、企業への貢献イメージを想起させる
保有資格・スキル職務に関連する資格や語学力、PCスキルなどを明記

職務経歴書の役割は、単なる業務の羅列ではなく、「課題に対してどう取り組み、どう成果を上げたのか」「どのようなスキルを活かし、今後何ができるのか」を採用担当者に伝え、自分が組織にどのように貢献できるかをアピールすることにあります。

また、読みやすさも非常に重要です。見出しや箇条書き、太字などを適切に使い、視認性の高いレイアウトを心がけることで、採用担当者にとって「スッと頭に入る職務経歴書」となります。

このように、職務経歴書は「自分というビジネスパーソンの提案書」ともいえる存在であるため、書き方を丁寧に工夫し、内容の質を高めることが、転職活動の成功を大きく左右します。

職種別に見る職務経歴書サンプル集

事務職向けの記載例

一般事務

一般事務の職務経歴書では、業務の正確性やマルチタスクへの対応力をアピールすることが重要です。
具体的には、データ入力や書類作成、電話・来客対応などの日常業務に加え、どのような効率化を図ったかを記載しましょう。

項目記載例
職務内容Excelによる売上データの集計・報告(週次/日次)。電話対応1日平均30件、来客対応1日平均10件程度。
実績書類作成のテンプレートを整備することで、月20時間の業務時間を削減。
使用ツールMicrosoft Excel、Word、Outlook、社内専用システム

経理・総務

経理や総務職では、企業の裏方として組織を支える役割を強調します。
正確な数値管理や社内調整力、法務や労務関連の知識も合わせて記載するのが有効です。

項目記載例
職務内容月次・年次決算業務、会計ソフト(弥生会計)を使用した伝票入力、社会保険手続き、社宅管理。
実績経費精算フローを電子化し、年間180時間の業務効率改善を達成。
保有スキル日商簿記2級、社会保険労務士試験一部合格

営業職の文例集

法人営業

法人営業では、クライアントとの関係性構築能力、提案力、受注実績を具体的に示すことがポイントです。
業界や商材の種類、年間売上高などの数値も交えて記載します。

項目記載例
職務内容法人向けOA機器の新規開拓・既存顧客フォロー。週5件の商談を実施。
実績新規開拓で年間50社の契約を獲得し、年間売上1,200万円を達成。
提案内容課題ヒアリングに基づくコスト削減提案。導入後のサポートも担当。

個人営業

個人営業の経験では、顧客との信頼構築、丁寧なヒアリング力、クロージング能力をアピールできます。
顧客満足度やリピート率といった指標も積極的に記載しましょう。

項目記載例
職務内容個人向け保険商品の営業。顧客宅への訪問営業を月40件実施。
実績新規獲得件数 月平均15件。既存顧客からの紹介率30%を実現。
アピールポイントライフプランに即した最適提案力と信頼構築に注力。

エンジニア職の書き方例

システムエンジニア

システムエンジニアの場合、開発経験や言語スキル、担当工程(要件定義~保守)を明確に示します。
扱ったプロジェクトやチーム規模、開発環境の情報も補足しましょう。

項目記載例
職務内容Javaを用いたWebアプリケーション開発。要件定義〜テスト工程まで一貫して担当。
プロジェクト物流管理システム開発(開発期間:6カ月、チーム:5名)。
使用技術Java, SpringBoot, Oracle, Git, AWS

インフラエンジニア

インフラエンジニアでは、サーバ・ネットワーク構築、運用保守の経験スパンやスケール感を示します。
クラウド基盤や仮想化技術への対応実績もプラス評価につながります。

項目記載例
職務内容オンプレミスからAWSへの移行設計・構築を担当。NW機器設定(ルーター・スイッチ)。
実績年間4,000ユーザーが利用する環境のサーバ安定運用を実現(稼働率99.98%)。
使用技術AWS, VMware ESXi, Cisco, Linux, Zabbix

販売・サービス職のサンプル

接客・販売

接客・販売職では、顧客対応力、売り場管理、売上貢献などの実績を中心に記載します。
ブランド名や店舗規模、販売商品なども具体的に記載することで説得力が増します。

項目記載例
職務内容ユニクロ店舗にてアパレル商品の接客販売。商品陳列・在庫管理含む。
実績店舗スタッフ98名中、接客スコア上位5%の評価を獲得(社内アンケート調べ)。
アピールポイントお客様目線の提案と丁寧な対応力を強みとし、リピーター獲得に貢献。

カスタマーサポート

カスタマーサポートでは、対応件数、満足度、クレーム対応などの数字と経験を明記します。
マニュアル作成やオペレーター教育経験がある場合は強調しましょう。

項目記載例
職務内容大手ECサイトの問い合わせ対応(電話・メール)。FAQ作成・クレーム対応含む。
実績1日平均30件対応。応対満足度90%超継続(自社調査)。新人研修も担当。
使用ツールZendesk、Salesforce、スプレッドシート

マネジメント経験者向け

リーダー・課長クラス

中間管理職では、チームマネジメント力やKPI管理、メンバー育成実績などを明確に記載します。
部署全体の成果や目標達成率を盛り込むと効果的です。

項目記載例
職務内容営業課長として10名のチームマネジメント。月次売上目標の進捗管理・報告。
実績新規提案スキーム導入により半年で成約率15%増を実現。新人2名を半年で独り立ち。
評価社内MVP表彰(3年連続)、人事考課A評価

部長・経営層クラス

経営層では、部門戦略策定、利益改善、組織変革などの経営視点を中心に記載します。
PL・予算管理、人事制度改革の経験などもあれば積極的に記載してください。

項目記載例
職務内容営業本部長として約100名を統括。年間営業予算25億円の達成責任。
戦略法人営業の重点業界を再定義し、リソース配分を最適化。収益性の高い業界に集中展開。
実績前年度比営業利益+15%達成。組織再編に伴う離職率低下(12%→5%)。

効果的な職務経歴書の書き方ポイント

ポイントイメージ

採用担当者の目に留まりやすいレイアウトとは

職務経歴書は、内容だけでなく視認性や読みやすさが大きな評価ポイントとなります。
採用担当者は短時間で多くの応募書類に目を通すため、パッと見て構成がわかりやすい職務経歴書は高く評価されます。

以下の点を意識してレイアウトを整えましょう。

  • 見出しごとに段落を明確に分ける
  • 余白をしっかり取る(上下左右に2cm前後)
  • フォントは明朝体またはゴシック体で統一し、10.5〜11ポイントを使用
  • 見出しは太字や下線などで強調する
  • 箇条書きを活用して読みやすくする

また、「職務要約」「職務経歴」「自己PR」などの区分けは、見出しによって視認性を高めるとともに、内容の整理にもつながります。

自己PR・志望動機の魅せ方

職務経歴書における自己PRや志望動機は、単なる自己満足ではなく、応募先企業のニーズに合致しているかどうかが重要です。

以下のポイントを踏まえて執筆しましょう。

要素記載ポイント具体例
自己PR過去の実績や経験を通じて得たスキルや強みをアピール「3年間で100社以上の顧客開拓に成功し、売上を前年比150%に拡大しました」
志望動機企業の理念や事業内容に共感し、自身の経験を通じて貢献できる点を述べる「貴社の〇〇事業の方針に強く共感し、自身の〇〇経験をもとにさらなる事業拡大に貢献したい」

曖昧な表現ではなく、具体的なエピソードや成果を交えることで、説得力のある自己PRにつながります。
また、志望動機においては「なぜその企業なのか」「どのように貢献できるか」を明確に述べることが重要です。

成果・実績の具体的な数値化

職務経歴書で高評価を得るポイントとして、「成果の数値化」が挙げられます。
数字は客観的な評価として伝わりやすく、実績を裏付ける根拠になります。

以下のように、数値を交えた実績を記載しましょう。

  • 売上向上:「年間売上を前年比120%に増加」
  • 顧客対応:「1日平均30件の問い合わせに対応し、満足度アンケートで90%以上の高評価」
  • 業務改善:「マニュアル整備により作業効率を30%改善」

数字だけでなく、その成果を上げた背景や工夫した点も併せて記載すると、具体性が増し、評価につながります。
また、企業規模に応じて数値の印象が異なるため、「売上:年間5,000万円規模の新規開拓」など、相手がイメージしやすい書き方を心掛けましょう。

転職回数が多い人の職務経歴書文例

職務の要約方法

転職回数が多い場合、職務経歴書では一つひとつの職歴を詳細に記載するよりも、キャリアの全体像と一貫性あるストーリーを構築することが重要です。
職務の要約では、「業界」「職種」「ポジション」「実績」などの共通点を抽出し、職歴をグルーピングして記載することで冗長さを避けつつ、キャリアの軸を明確に示すことができます。

以下は、職務を要約する際の記載例です。

期間職務内容の要約
2015年〜2023年一貫して法人営業に従事。中小企業向け通信インフラ導入支援から大手企業への営業提案まで幅広く経験。年間目標達成率は常に110%超を維持し、2020年には全社トップの売上実績を記録。

このように、詳細な社名や役職をすべて並べるのではなく、自身の過去の経験をひとつの「物語」としてまとめた方が、採用担当者に好印象を与え、書類通過率の向上につながります。

キャリアの軸を伝えるコツ

転職回数が多い応募者は「定着率が不安」「一貫性がない」と見なされやすいため、キャリアの軸を明確に伝えることが不可欠です。
そのためには、転職理由と次の仕事への志望動機を職務経歴の間に論理的に接続させましょう。

たとえば「成果志向でよりダイナミックな業界へ」「マネジメント志向が強まり管理職ポジションへ」など、転職の背景をポジティブかつ戦略的に表現します。

具体的には、以下のようにまとめると効果的です。

転職理由次へのステップキャリアとしての一貫性
業績重視の営業会社で自らの営業力を磨きたいと考えた成果報酬型の保険営業に転職、3年連続で社内表彰を獲得営業という職種を一貫して選択し、スキルアップを重視
組織改善やマネジメントに携わる機会を求めた小規模企業で営業部の立ち上げを経験、5名の部下を育成将来的な管理職志向が一貫しており、転職もその一環

このように、一見バラバラに見えるキャリアも「テーマ」や「目標」に基づいて説明することで、転職はキャリア形成における必然だったことを印象づけることが可能です。

また、職務経歴書にキャリアの要約を加える形式も推奨されます。
記載例は以下の通りです。

キャリアサマリー(例):
法人・個人向けの営業職を中心に、複数企業にて実績を積んできました。
業界は通信・保険・ITなど異なるものの、常に顧客課題の把握と解決提案を強みとし、顧客満足度の向上に貢献。転職経験を通じて、柔軟な対応力と変化への適応力を培ってまいりました。

このようなサマリーを序盤に配置することで、採用担当者が受け取る印象をコントロールでき、転職回数によるネガティブな評価を最小限にとどめることができます。

未経験職種に挑戦する場合の記載例

ポータブルスキルのアピール方法

未経験の職種に応募する場合、これまでの経験で培った「ポータブルスキル(業種や職種を超えて活用できる能力)」の訴求がカギとなります。
職種が異なっていても共通するスキルや業務での経験を抽出し、どのように転職後の業務に活かせるかを具体的に関連づけて記載しましょう。

たとえば、コールセンター業務の経験がある場合、コミュニケーション能力やクレーム対応力、マルチタスク処理能力などは、営業職やカスタマーサポート職にも転用可能なスキルです。

以下に、業種転換時にアピールしやすいポータブルスキルの例を整理します。

保有スキル具体的な経験内容転用できる職種
コミュニケーション力電話・対面での顧客対応、社内関係者との調整営業、販売、カスタマーサポート、人事
タイムマネジメント力納期遵守、優先順位付けによる業務遂行事務職、プロジェクト管理、企画職
学習・習得能力短期間で新システムを導入・運用エンジニア、未経験歓迎の技術職
文書作成力報告書・議事録・提案書作成事務職、マーケティング、企画職

職務経歴書には、これらのスキルを「業務内容」と「習得した能力」に紐づけて記載すると説得力が増します。
仮に同じ業務が未経験であっても、成果やエピソードとともに記載することで、即戦力に近い印象を与えることができます。

学習・スキル習得の意欲を伝える文例

未経験職へのチャレンジには「学習意欲」「自己研鑽の姿勢」を示すことが不可欠です。
実際に行ってきた学習内容や今後の取り組みを具体的に語ることで、採用担当者に前向きな印象を与えることができます。

以下に、職務経歴書に記載できる実践的な文例を紹介します。

状況記載文例
IT業界未経験でエンジニア職を志望現在、独学でPythonおよびHTML・CSSの基礎をオンライン教材で学習中。ProgateやUdemy等を活用し、毎日2時間以上の学習を継続。模擬課題の制作を通じて応用力を重点的に身につけています。
営業職未経験で営業事務から挑戦これまでの営業事務経験で培った商品知識・顧客対応力を活かしながら、営業視点を習得するため、営業関連の書籍を週2冊ペースで読み進めています。また、既存顧客へのヒアリング経験を基に、提案資料の作成にも取り組んでいます。
接客業からオフィスワークへの転職基本的なPCスキル(Word、Excel)は既に保有し、現在はMOS資格取得を目指して勉強中。実務での応用力を高めるため、表作成や関数の反復演習を実践しています。

文例のポイントは、「何を」「いつから」「どのように」学んでいるかを明記することです。
また、学んだ知識を実務にどう活かしたいのかについても意識して記載すると良いでしょう。

また、これらの学習内容については、職務経歴書上に「自己PR」欄や「スキル欄」を設けて明示するのも有効な方法です。
企業側は、応募者に自己成長の意思があるかを非常に重視しているため、学習意欲の表現は書類選考通過の重要な決め手となります。

職務経歴書のNG例とその改善ポイント

よくある間違いとその修正方法

職務経歴書では、内容だけでなく記載方法や表現の仕方にも注意が必要です。
以下のようなNG例は、採用担当者にマイナスの印象を与える恐れがあります。
それぞれのNGポイントについて、具体例と改善方法を紹介します。

NGパターン具体例改善方法
抽象的すぎる表現「営業として成果を上げました」「新規顧客を30社獲得し、年間売上を前年比120%に拡大」など、成果を数値で表現
時系列がバラバラ勤務先や期間が前後している最新の職歴から過去にさかのぼる「逆時系列」で統一
応募先に合っていない内容全職歴について等しく詳しく記載している応募企業や職種に関連性の高い職歴を中心に記載
誤字脱字や表記ゆれ「マネージメント」「マネジメント」が混在見直しを徹底し、表記を統一。Wordの校正機能や日本語チェックツールを活用
自己PRが抽象的「責任感がある」「努力家です」など具体的な行動や成果を交えて根拠を明示
長文・箇条書きのバランスが悪い本文が長すぎて読むのが大変ポイントは箇条書きで整理し、読みやすさを意識
フォーマットが整っていないフォントや行間がバラバラフォントは明朝体かゴシック体で統一。余白や行間も視認性を意識して調整

上記のような点を意識せずに職務経歴書を作成すると、「丁寧さに欠ける」「業務の進め方にも影響が出るのでは」と思われる可能性があります。
細部にまで気を配った記載が、評価につながることを理解しましょう。

印象を下げる記載例と改善案

以下は採用担当者の心理にネガティブな影響を与えかねない具体的な記述例と、その改善ポイントを解説したものです。

記載内容なぜ問題か改善案
「特になし」アピールする気がないように見える実績がない場合でも、役割や苦労した点などを具体的に記載
「退職理由:人間関係の悪化」協調性に欠ける印象を与える「キャリアアップのため転職を決意」など前向きな理由にする
「なんとなく転職を考えている」意欲や目的が見えない「〇〇職での経験を活かし、より専門性の高い職務に挑戦したい」など、動機を明確に
「アルバイトで仕事を手伝った」正規のキャリアとしてはインパクトが弱い「プロジェクト補助として資料作成・データ入力を担当」と具体的に記載
「顧客に対して誠実に接しました」誰にでも言える抽象表現で差別化できない「年間〇件のお問い合わせに対応し、顧客満足度アンケートで平均4.5点を獲得」など、具体的数値を入れる
「前職ではいろいろな業務を行いました」具体性がないためスキルが伝わらない「受発注業務(毎月約200件対応)、在庫管理、請求処理を行っていました」など詳細に記載

ヒューマンスキルや信頼性は、曖昧な言葉ではなく実際の行動や成果で示す必要があります。
また、ネガティブな情報が必要な場合には、言葉選びに工夫を凝らすことで相手の解釈を良い方向へ導くことが可能です。

テンプレートとダウンロード可能な職務経歴書サンプル

Word形式のテンプレート

Word形式(.docx)は多くのユーザーが使い慣れている形式で、カスタマイズしやすく、すぐに印刷やオンライン提出に対応可能です。
以下のテンプレートでは、職種別に実務経験やスキルが記載しやすいよう、各項目が見出しごとに整理されています。

テンプレート名対応職種特徴ファイル形式
標準基本フォーマット全職種共通シンプルかつA4一枚に整理可能Word(.docx)
営業職専用テンプレート営業(法人・個人)成果実績を数値で記載しやすいレイアウトWord(.docx)
エンジニア用テンプレートSE・インフラ系プロジェクト単位での記録項目が充実Word(.docx)
マネジメント経験者向け管理職全般組織運営や部下育成に関する項目ありWord(.docx)
未経験転職用テンプレート異業種挑戦者ポータブルスキルや志望動機の明示に適した構成Word(.docx)

これらのテンプレートは、ご自身の経歴に合わせて文章や見出しを自由に編集可能です。
見た目を整えたレイアウト済みのものを活用することで、採用担当者にとっても読みやすく、好印象を与える職務経歴書が作成できます。

PDF形式のサンプル文例

こちらでは、実際に記載された文例が盛り込まれた職務経歴書の完成形PDFを紹介します。
文章の流れや構成を把握しやすく、自身のフォーマット作成時の参考資料として活用可能です。

サンプル名対応職種内容の特徴ファイル形式
事務職 実例集一般事務・経理業務範囲や改善施策の具体例つきPDF
営業職の成果型実例法人営業目標達成率・売上向上の推移など可視化資料ありPDF
システムエンジニア職サンプル開発・運用エンジニア使用言語・開発環境・工程別の実績を網羅PDF
未経験者向け志望動機重視型異業種転職希望者自己研鑽・学習履歴の具体的記載ありPDF

PDF形式では編集はできませんが、「どのように見せるか」の見本として非常に有効です。
文章構成、語尾の統一使用、数字表現の活用方法など、完成度の高い文例を参照することでご自身の書類の質を引き上げられます。

自己PR・実績欄の使い回せる記載例

自己PRや実績の記載は、職務経歴書の中でも差別化を図る重要な要素です。
しかし、職種や転職先に応じて一から作成するのは手間がかかるため、汎用性が高く、簡単にアレンジできるテンプレート文例を用意しました。

用途記載例活用ポイント
自己PR(コミュニケーション・調整力)「対話を通じた課題抽出と解決を得意としており、他部署との連携でも成果を上げてきました」調整業務や社内折衝を強調したい場合に適用
売上実績(営業職)「年間目標の120%を達成し、社内表彰を3年連続で受賞しました」定量的成果を数字で示すことが重要
改善実績(事務・経理)「Excelマクロを用いて請求処理を自動化し、業務時間を月20時間削減」業務効率化の工夫を具体例で示す
リーダーシップ経験(管理職向け)「10名のメンバーを統率し、業務品質の向上と離職率の低下を実現」成果だけでなく、組織運営の工夫も加味
未経験職への挑戦動機「前職で培った課題解決力と顧客対応力を活かし、サービス業でも貢献できると確信しています」ポータブルスキルの具体的事例と転職理由を両立

これらの文例は、応募職種や求人内容に応じて一部ワードを変えることで、様々なケースで活用が可能です。
あらかじめ準備して、状況に応じてカスタマイズすることで、短時間で高品質な職務経歴書を作成できます。

まとめ

職務経歴書は、ただの職歴の羅列ではなく、自身の強みや実績を明確に伝える重要な書類です。
本記事でご紹介した職種別のサンプルや書き方のポイント、文例は、採用担当者に伝わる表現を厳選しています。

適切なレイアウト、数値を用いた実績の表現、自己PRなどを工夫することで、面接への第一歩が大きく近づきます。自分に合ったテンプレートを活用し、効果的な職務経歴書を作成しましょう。

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